2025年9月3日
ANA・JAL株主優待券で予約しても空港ラウンジは使える?利用条件も紹介
飛行機に乗るとき、一度は憧れるのが「空港ラウンジ」。落ち着いた空間でドリンクを楽しみながら、出発前の時間をゆったり過ごせるのは大きな魅力です。
では、ANA・JALの株主優待券で予約した航空券でも空港ラウンジを利用できるのでしょうか?株主優待券を使った場合のラウンジ利用については、意外と知られていないポイントがあります。
この記事では、ANA・JALの株主優待券で空港ラウンジは利用できるのか?、ラウンジを利用するための条件をわかりやすく解説します。「株主優待券で航空券を買ったけど、ラウンジに入れるのか気になる」という方はぜひ最後までご覧ください。
ANA・JAL株主優待券では空港ラウンジは利用できない
ANA・JAL株主優待券は割引運賃で航空券を購入できる便利な制度ですが、残念ながらそれ自体が空港ラウンジの利用資格になることはありません。
つまり株主優待券を使って航空券を予約しても、株主優待券を持っているから特別にラウンジに入れるという仕組みは存在しないのです。
とはいえ、がっかりする必要はありません。株主優待券で予約した航空券であっても、所定の条件を満たせばラウンジを利用できます。しかも株主優待券を使えば、ラウンジ対象座席を割安で購入できるため、ステータスを持っていない人でも手軽にラウンジを体験しやすくなります。
では次に、具体的に空港ラウンジを利用できる条件について解説していきます。
空港ラウンジを利用できる条件
空港ラウンジは誰でも自由に入れるわけではなく、一定の条件を満たした人だけが利用できます。ここでは、ANA・JAL利用者に代表的なラウンジ利用の条件を解説します。
特定のクレジットカードを利用する
日本の主要空港には「カードラウンジ」と呼ばれる施設があり、提携しているクレジットカードを持っていれば入室できます。
対象は多くの場合、ゴールドカード以上。三井住友カード、JCBゴールド、楽天プレミアムカード、アメックスなど、幅広いブランドが対応しています。
利用方法はシンプルで、当日の搭乗券と対象カードを提示するだけ。ANAやJALといった航空会社を問わず、LCCを利用している人でも入れる点が大きなメリットです。
サービスはソフトドリンクや新聞・雑誌の閲覧などシンプルですが、出発前に静かな空間で過ごしたい方に最適です。
ANAでブロンズ以上のステータスになる
ANAには「プレミアムメンバーサービス」というステータス制度があり、ブロンズ以上であればANAラウンジを利用できる資格が得られます。
ブロンズは年間30,000プレミアムポイント(または30回搭乗+10,000ポイント)で達成可能です。上級ステータスのプラチナ・ダイヤモンドに比べればハードルが低く、最初のステップとして挑戦しやすいのが特徴です。
このステータスを持つと、通常の利用客では入れないANAラウンジで、無料のアルコールや軽食、ビジネス向け設備などを活用できます。ANA株主優待券で割安価格でチケットを購入しつつ、ステータスを獲得できればお得にラウンジ体験が可能です。
ANAのプレミアムシートに乗る
ANA国内線には「プレミアムクラス」という上位シートがあります。このプレミアムシートを予約すると、ステータスの有無にかかわらず自動的にANAラウンジ利用資格が付与されます。
プレミアムクラスは座席の広さや機内サービスの充実度が魅力ですが、同時にラウンジ利用がセットになる点が大きなメリットです。
特にANA株主優待券を使えば、このプレミアムクラスを通常より安く購入できるため、手頃な価格でラウンジ+上質な機内体験を一度に味わえるのが最大のメリットです。
JALでサファイアかJGC以上のステータスになる
JALには「FLY ONプログラム」というステータス制度があり、サファイア以上でサクララウンジを利用できます。
年間50,000FLY ONポイントまたは50回搭乗で到達可能です。さらに、そのタイミングでJGC(JALグローバルクラブ)に入会すれば、以降は毎年サファイア基準に達しなくてもラウンジ利用特典を継続できます。
この仕組みを理解しておけば、1年間頑張ってサファイアまで到達することで、長期的にサクララウンジを使い続けられるという大きなメリットがあります。
頻繁にJALを利用する人にとって、JGCは半永久的なラウンジパスといえるでしょう。
JALのファーストクラスに乗る
JAL国内線のファーストクラスを利用すると、搭乗当日にサクララウンジやダイヤモンド・プレミアラウンジを利用できます。
これはステータスを持っていなくても、ファーストクラスを予約した時点で権利が付与される仕組みです。
ファーストクラスは機内での豪華な食事や広々としたシートに注目が集まりがちですが、実はラウンジ利用も含めたトータル体験が大きな魅力になっています。
JAL株主優待券を使えば、このファーストクラスも正規運賃より安く購入できるため、一度は試してみたい特別な体験を手頃に実現できます。
まとめ:お得な株主優待券で空港ラウンジを満喫しよう
空港ラウンジは、出発前のひとときを快適に過ごせる特別な空間です。静かな環境で落ち着いて仕事をしたり、無料のドリンクを楽しんだりできるのは、まさに空の旅をワンランク上のものにしてくれます。
株主優待券そのものがラウンジ利用の条件になるわけではありませんが、株主優待券を活用することで、通常よりも手頃な価格でラウンジ対象の座席を予約できるという大きな魅力があります。
たとえば、ANAのプレミアムクラスやJALのファーストクラスは正規運賃では高額ですが、株主優待券を使えば一気に現実的な選択肢になります。つまり、株主優待券は「安く飛行機に乗れる」だけでなく、ラウンジ体験を含めて航空会社の上質なサービスに触れるチャンスを広げてくれる存在なのです。
これを知っておくことで、単なる移動が「お得で特別な体験」へと変わります。
今後、株主優待券を使って航空券を購入する際は、ぜひラウンジ利用の可能性もあわせて検討してみてください。きっと旅の満足度がぐっと高まるはずです。
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