2026年2月17日

稲佐山の絶景と出島散策、グルメを満喫【長崎後編】

以前、ANA株主優待券で行く長崎1泊旅行の初日「軍艦島」についての記事を書きましたが、今回は2日目の様子をご紹介します。
軍艦島についてのブログはこちら

昼の稲佐山も絶景

稲佐山

2日目の午前中は、長崎観光の定番スポット「稲佐山」へ。
長崎市内を一望できる稲佐山は、モナコ、上海と並び夜景が「世界新三大夜景」に認定、2024年6年12月17日に開催された「夜景サミット2024 in 北九州」においては北九州市・横浜市とともに「日本新三大夜景」に認定されるほどの美しさで知られていますが、昼間の景色にもまた違った魅力があります。

今回はロープウェイを利用して展望台へ向かいました。
駅を出発し山頂に近づくにつれ徐々に視界が開け、港や街並み、そして斜面に沿って広がる家々が目に入ってきます。長崎が「坂の街」と呼ばれる理由を改めて実感しました。

稲佐山

ロープウェイからの眺め

山頂に到着し、にゃーがのお出迎えを受け展望台へ。

稲佐山

「長崎の変」プロジェクトのキャラクター

展望台からは、長崎の街並みはもちろん、海や山々まで360度見渡すことができます。夜景とは違って街の輪郭や地形がはっきりと分かり、青い空と白い雲、そして海と山とのコントラストがとても美しく感じられました。

この日は天気も良く遠くに軍艦島の姿も確認できました。前日実際に上陸した時の感動も重なり「長崎にきたんだなぁ」としみじみと感じる時間となりました。

そんな景色に見入っていると、とても印象的な形の雲が。長くうねって頭があり、空を泳いでいるような龍(左)。少し横を向いて飛んでいるような馬かユニコーンかそれとも麒麟か(右)。

稲佐山

印象的な雲

風景に物語が加わったように感じられ、しばらく空を見上げて想像を巡らせていました。

空と海、街並みが織りなす景色に、数分で形を変えてしまう雲が重なり、目の前に広がる風景がまるで生きているかのように感じられました。そんな贅沢なひとときを過ごせるのも、稲佐山ならではの魅力なのかもしれません。

稲佐山は観光地ではあるものの、このように比較的落ち着いた雰囲気で景色をゆっくりと眺めることが出来ました。ANA・JAL株主優待即納サービスをご利用の皆様にもおすすめのスポットです。

そして稲佐山の余韻を残したまま出島ワーフに向かい地獄炊きうどんを。

郷土料理 地獄炊きうどん

稲佐山

地獄炊きうどんとは長崎の五島列島の郷土料理。ぐつぐつと煮立てた鍋から茹でたうどんをすくって食べるスタイル。あご出汁のつゆや生卵や薬味などにつけていただきます。
今回はセルフで地獄炊きを体験できる出島ワーフ内にある「太田製麺所」さんへ。

テラス席に座り長崎港を眺めながらの食事。ちょうど軍艦島ツアーへ向かう船が出港する時間で、これから出発する人たちに手を振りながら、昨日自分が体験した時間を思い出していました。

稲佐山

港を眺めながらゆっくりとした時間を

コンロとうどん、ツユや薬味、そしてタイマーが運ばれてきました。お湯が沸いたらうどんを入れてスタート。鍋の中でうどんがぐつぐつと湧き、湯気が上がる様子はまさに”地獄炊き”という名前にぴったりです。

タイマーが鳴り湯気の立つ鍋から茹でたてのうどんをすくいあげ、あご出しのつゆにつけて一口。茹でたてをすくって食べるうどんは、つるっとした喉ごしと弾力。つゆは雑味の無いすっきりとした味。名前の由来にはもう一つ「すごくおいしい」を「じごくだき」と聞き間違えられたという説もあるのですが、思わず頷いてしまう納得の美味しさでした。

さらに「長崎おでん」もいただきました。あご出汁の優しい味が染みておりほっとする味わい。

稲佐山

長崎おでん

ANA・JAL株主優待即納サービスをご利用の皆さま、上五島の生産者さんが作られた島こんにゃくと厚揚げ豆腐は注文必須です。
港の景色を眺めながら、長崎らしい料理をゆっくりと楽しむランチの時間になりました。

出島を歩く

稲佐山

出島ワーフで食事を楽しんだ後は「出島」へ。出島は江戸時代、鎖国中の日本で唯一西洋との貿易が行われていた人工島。当時の建物が復元され、歴史を感じながら散策できる場所です。

表門橋(2013年に復元)を渡り入口へ。いよいよ歴史の中へ足を踏み入れます。当時も橋を渡り多くの人々が行き来していたのだと思うと気持ちが高まります。
表門をくぐるとタイムスリップしたかのような空間が。まず向かったのは「ミニ出島」。

稲佐山

ミニ出島

出島を15分の1にした模型。扇形の島や当時の建物の配置がよくわかり「この場所で日本と世界をつないでいたんだな」と実感できます。
そのあとはゆっくりとそれぞれの建物を見学。

館内には当時の暮らしや貿易の様子を再現した模型や展示も多く、出島で働く人々や海外との交流の様子を具体的に知ることが出来ます。

稲佐山

当時の様子を再現した模型

建物の一つに砂糖を貯蔵していた蔵がありました。海を越えて運ばれてきた砂糖は長崎から各地へと広がり、いまも語り継がれる“シュガーロード”のはじまりとなりました。

稲佐山

砂糖が貯蔵されている蔵も

ここから広がった砂糖文化は、長崎のお土産の定番カステラなどのお菓子になって人々に親しまれています。私ももちろんお土産に買って帰りました。

出島を歩いていると、この小さな島がかつて日本と世界をつないでいたことを実感します。賑やかな観光地とはまた違う、静かに歴史と向き合える時間を過ごすことが出来ました。

2日目も歴史と風景、そして食を通して、長崎の魅力を改めて感じた一日になりました。今回は短い時間でまだまだ回れていないスポットもあります。またいつかもう一度訪れたい街でした。
ANA・JAL株主優待番号を購入され、ぜひ長崎の旅へ・・・。

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