2024年12月20日

師走らしい風景を訪ねて

師走

年末にかけて株主優待券価格は上がる?

価格

今年も早いもので師走も後半。
これから大みそかまではあっという間に時間が過ぎていくような気がします。

今回は師走らしい風情を感じてみたいと思って東京を歩いてみました。
その前に年末に向けてのANA・JAL株主優待券の傾向について書いておきたいと思います。

先日もANA・JAL株主優待券のことで名古屋の金券ショップの方との話題に出たのですが、一般のお客様の中で年末年始に向けての優待券の動きについて誤解をされている方が結構おられるようです。
これから年末に向けて優待券の需要が高まりたくさん売れて、値上がりするのではないかと思われている方がかなりおられます。
ANA・JAL株主優待券を販売されている名古屋の金券ショップの方の話では、それを期待して買取価格を聞きに来られる方も増えているようです。

でも実際は全く反対で、これから販売は伸びないどころか低迷する時期です。
TVなどで帰省や旅行の状況が伝えられることも誤解の一因なのかとも思いますが、年末年始の予約などはかなり前にほぼ埋まっていますので、これからのANA・JAL株主優待券の販売増につながることはほぼありません。
さらに私ども優待券はビジネスで使われることが多いので、特に仕事がお休みの年末年始は注文がかなり減ってきます。
需要が減ることから12月後半は他の比較するとANA・JAL株主優待券の価格は安くなることが多いのがよくあるパターンです。

今年も12月初旬から比べると、すでにいくらかANA・JAL共に株主優待券の販売価格は安くなっています。
今が過去のANA・JAL株主優待券の価格推移からみてもかなり低い水準なので、これ以上下がるかどうかはわかりませんが大きく上がることは年始にかけては考えづらいと思います。

優待券の価格についてはこれくらいにして、本題に移ります。

忠臣蔵の舞台へ

吉良邸今回は以前にも取り上げた年末の風物詩の1つである赤穂浪士が歩いた道を尋ねてみました。
年末の風物詩を取り上げた販売ブログ

旧暦ではありますが1702年(元禄15年)12月14日が赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日。
討ち入りで大石内蔵助以下の赤穂浪士は吉良上野介を討ち果たしたあと、主君の墓前に報告のため泉岳寺までの道のりを移動します。
本所松坂町から高輪泉岳寺まで13キロほどの道のりです。

スタート地点の本所松坂町は最寄りの両国駅から10分弱。
両国駅は国技館の最寄り駅でもあり相撲関係のお店も多く、またの機会にANA・JAL株主優待券を購入の皆様におすすめのちゃんこ屋などもご紹介したいと考えています。

スタート地点の吉良邸跡は町の一角に普段はひっそりとたたずんでいます。
隠居した吉良上野介が住んでいたころは広大な敷地で、現在の86倍ほどもあったそうです。
いまでも一戸建てが建つほどの土地ですから、当時の広大さが想像できます。
付近の細かい道路などはその後に通されたものではないでしょうか?
仮に一戸建て86戸分とすると47人の赤穂浪士で周囲を固めたものを除くと、一人で一戸建て3~4戸分の範囲を捜索したのではないでしょうか?
照明設備のない時代の夜中に、それも戦いながらですからすごいことです。
目標を成し遂げて吉良邸を引き上げ始めたのが午前6時頃との事です。

赤穂浪士ゆかりの道を歩いて

回向院今回の訪ね歩きで次に向かったのが回向院。
吉良邸から5分ほどもあれば到着します。

こちらは大石一行が休息を申し出たところ、住職が関わり合いになることをさけて断ったそうです。
講談やお芝居の中では良い取り上げ方をされていないので、あまり赤穂の関係のことには触れていません。
境内は江戸時代相撲が行われていたことやねずみ小僧の墓があることで、どちらかというと訪ねる方が多いような印象です。
少し墨田川に向かっていくと赤穂浪士休息場所があり、その後大名が登城に使う両国橋を避けて永代橋方面に向かったようです。

5分ほど歩くと一之橋に到着。
赤穂一党が最初に渡った橋ということですが、今は面影は残っていません。
しかし映画で江戸庶民の喝采を浴びる場面で出てくる橋としては規模感はこれくらいのような感じがします。

橋

最初に渡った橋として有名な一之橋

一之橋を渡ると幾分か大きなマンションが減り、一軒家が散見され小さな地元スーパーなども現れやや昔の下町的な名残を感じます。
時間があれば格安ANA・JAL株主優待券を購入される皆様にスーパーなどもレポートしたいところですが、それはまたの機会に。

さらに10分ほどで萬年橋。
こちらの橋からは、ドイツ・ケルンの吊り橋をモデルに造られた清洲橋の風景を見ることができます。
ここから見る風景は美しいといわれ「ケルンの眺め」と呼ばれているようです。

萬年橋は葛飾北斎の三十六景などにも取り上げられている昔からの名所。
さきほど一之橋で「庶民の喝采・・・」と書きましたが、葛飾北斎の話などが出てくる風景であることからこちらの方が映画や芝居の舞台にふさわしいような感じもします。

橋

浮世絵にも描かれている優美な橋

そして歩を進めるとその清洲橋。

確かにスカイツリーと川の風景が気に入りました。
格安ANA・JAL株主優待券を購入の皆様には、缶コーヒーでの小休止をお勧めします。

ドイツのケルンの吊り橋がモデルの清州橋

私もここで少し小休止して再スタート。
再スタート後の状況は次回の販売ブログでお伝えします。

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