2025年11月11日

ANA・JAL株主優待ユーザー様へ 上野ミュージアム巡りはいかがですか?

上野

今回は当サイトのANA・JAL株主優待券販売ご利用の方に上野の上野恩賜公園 博物館美術館巡りをご紹介します。
少し前の販売日記で『ぜんぶ、北斎のしわざでした。』展のことを書きましたが、今ミュージアム巡りがマイブームです。
『ぜんぶ、北斎のしわざでした。』展のブログ記事

東京上野といえばANA・JAL株主優待券のユーザー様は何を思い浮かべますか?パンダ、アメ横、不忍池、、、確かに有名ですが、上野恩賜公園(上野公園)には東京国立博物館や国立科学博物館、国立西洋美術館など、たくさんの美術館や博物館があります。これほど多くの文化施設が集結している場所は日本のみならず世界でも類を見ない稀少な場所だそうです。

今回、この場所にある二つの文化施設に行ってまいりました。

東京国立博物館 特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」

上野

東京国立博物館では、期間限定で貴重な文化財などを展示する特別展が開催されています。

現在は「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」が開催されているとのことで見に行ってきました。
記事を書いておいてANA・JAL株主優待券販売をご利用のお客様に怒られるかもしれませんが、仏像や運慶に対して知識はほとんどありません。運慶は「東大寺南大門の金剛力士(仁王)像を快慶とともに製作した日本でいちばん有名な仏師である」その程度の認知です。
その南大門金剛力士像も多分中学・高校の修学旅行で見ていると思います。(お恥ずかしながら私は中学・高校と修学旅行は2回とも京都奈良でした)

しかしながら全く記憶になく、後に教科書やテレビであらためて知った、そんな程度です。その私が行こうかと思った理由は、先日知人女性が「今回の運慶展をぜひ見にいきたい、こんな機会はないのよ」と言っていたのが発端です。とても気になっていたのでまずは今回の特別展の主旨を調べてみることにしました。
今回の特別展示がなぜこれほどまで話題となっているかと言えば、かつて奈良県の興福寺北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像(広目天・増長天・持国天・多聞天)を合わせた7体の国宝仏を一堂に展示し、鎌倉復興当時の興福寺北円堂内陣の再現を博物館内で試みたという、まさに時空を超えた特別展示だからだそうです。(特別展のタイトルだけだと内容の凄さが伝わりませんよね、、、、)

特別展の内容を端的にANA・JAL株主優待券をご購入の皆様にお伝えするならば

  • 国宝7体の展示:普段は一般公開しない北円堂にある運慶作とされる弥勒如来坐像、無著菩薩立像、世親菩薩立像の3体に加え、かつて北円堂に安置されていたとされる四天王立像4体を合わせた計7体の国宝像を一同に展示
  • 鎌倉復興当時の北円堂の内陣を再現
  • 弥勒如来坐像の寺外公開:本尊の弥勒如来坐像は、修理完了を記念して約60年ぶりに寺外で公開

なるほど、彼女が言っていたことはこのことだったのですね。そんな凄い特別展示展ならばという事で行って参りました。

残念ながら写真撮影は禁止なので文章でしか伝えられませんが、本館には「北円堂の内陣」が見事に再現されていました。薄暗い静謐な室内に安置された尊像たちは、力強さと深い慈悲を合わせ持ち佇まいには深い安らぎと威厳が宿っておりました。
さらにこういった過去を再現して今に伝えようと企画した博物館の方たちの「企画力の素晴らしさが」これほどの話題となったのでしょうね。

2025年11月30日まで

こちらは2025年11月30日(日)まで開催ですので、お早めにご来場ください。

また東洋館では「博物館でアジアの旅 日韓国交正常化60周年 てくてくコリア―韓国文化のさんぽみち―」が開催されておりました。

2025年11月16日まで

この企画展は「韓国タイムトラベル―ここで・ひと・とき―」等の3つの特集展示から構成され、書画、考古、美術工芸など多彩な作品を通じて、韓国の歴史と文化そして日本との交流の軌跡をたどる秋の企画展だそうです。

東洋館の5階に東京国立博物館所蔵する朝鮮半島から伝わった貴重な書画、仏像、器、服など貴重な数々の文化財が展示されていました。お隣の国の多岐にわたる豊富な作品に触れられる良い機会だと思います。

こちらは2025年11月16日(日)まで開催ですのでお急ぎください。

東京都美術館「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

上野

そして東京国立博物館の近くにある東京都美術館では、「ゴッホ展」が行われていました。
ゴッホと彼を支えた家族の絆について焦点をあてた企画展だそうです。

この「ゴッホ展」ですが平日昼間にもかかわらず凄い人でした。当日券を買うための行列ができていました。(ANA・JAL株主優待券販売をご利用の皆さまにはオンライン等で事前の購入をお勧めします)

こちらも写真撮影禁止のため展示作品をUPできませんが30点以上のファン・ゴッホ作品及びゴッホ家が受け継いできた浮世絵等のコレクションが展示されていました。
ゴッホの作品も初期から晩年までの肖像画、風景画、静物画、黒チョーク画等色々な作品が展示されていました。私のような美術初心者にしてみれば「ゴッホ」の作品を直に見ることができただけでなく、ゴッホの生涯を分かりやすくしかも簡潔に知ることができ、さらに残された家族たちによってゴッホ美術館の開館にまで至った経緯を知ることができました。
また日本初公開となるゴッホの貴重な手紙も展示されています。

美術館の出口へと向かう最後の展示室には、ひときわ大きなスクリーンが設置されていました。
幅14メートルを超える巨大スクリーンで展示の締めくくりとして、作品の背景や作家や家族の思いが静かでありながら迫力ある映像で映し出されており、来館者は足を止めて見入っていました。(ここのみ写真撮影可でした)

巨大スクリーン

こちらは2025年12月21日(日)まで開催しています。
「ゴッホ展」のさらに詳しいレポートは次回のブログでご紹介します。

2025年の秋に上野の森にて日本からは「運慶」、海外からは「ゴッホ」と誰もが知る二人の巨匠の作品を1日で見られたのはとても素晴らしい体験でした。

上野のおすすめのランチ(隠れた名店)

上野

ANA・JAL株主優待券をご購入の皆様に、上野に行かれたらおすすめしたいランチのお店もご紹介します。
それがこちら「ランビアンス ドゥース(L’ambiance douce)」さん。

開店前から行列の隠れた名店です。人気のランチセット(1500円)はパンとサラダ付き。パンはおかわりできます。
ランチはメイン数種類から選べますが今回は「豚肩ロースグリエトマトソース」を頂きました。トマトソースとの相性はまさに絶品、行列の理由が良くわかります。

厚みのあるお肉

次に「egg baby cafe」さん。

オシャレな外観

こちらもランチ時間は行列必至のお店です。こだわりの卵料理が有名でランチは4種類から選べます。
今回は半熟卵サンド「エッグベイビーサンド」を頂きました。

断面が美味しそう

ドリンクも充実しており、四角いカラメルプリンの上にふわふわの生クリームをのせた「エッグベイビープリン」が有名だそうです。ランチ時間をずらせばゆったりとした時間を過ごせるかと思います。

アートを楽しみ、美味しいランチで一息つく。そんな贅沢な時間を過ごせるのが上野の魅力です。
ANA・JAL株主優待券を購入して東京へお越しの際は、ぜひ上野でゆったりとした時間を過ごしてみてください。

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