2025年10月16日
鹿児島欲張り旅2 桜島から霧島神宮
2025年9月上旬の鹿児島旅第二編。
今回はANA株主優待券を購入して2日目に訪れた桜島、大隈、霧島エリアです。
桜島
ANA株主優待券の旅2日目の朝は鹿児島のシンボル、桜島からスタート!
遠くから全貌を眺めるのも良いですが、桜島は実際に訪れることもでき、車であれば約1時間で島を一周することができます。
今回は鹿児島市中心部にあるホテルをとっていたので、鹿児島港桜島フェリーターミナルから車ごとフェリーで移動です。
フェリーに乗っている時間はわずか15分程度で、料金は車代+同乗者代で決まります。今回は軽自動車に同乗者1人で1950円でした。
湯之平展望所
桜島に到着後、まず湯之平展望所へ向かいました。ここは360度を見渡すことができる島内一の景勝地。桜島だけでなく、錦江湾を挟んで西側の鹿児島市、天気がよければ開聞岳や霧島連山も見ることができるんです。
フェリー料金所を超え10分ほど山道をひたすら登った先にあり、標高373m、北岳4合目に位置する、桜島で一般人が登ることのできる最高地点だそう。バスも走っているので、車がなくても来ることができますよ。
桜島は北岳、中岳、南岳が連なってできており、現在噴火活動を行っているのは南岳です。
展望所に着くと荒々しい山肌を見せた北岳が大迫力でそびえています。

西側の景色
その奥に位置する南岳は、写真では雲がかかっていますが運が良いと噴火した姿も見られるそうです。
鹿児島市も綺麗に見ることができ、360度どこを切り取っても見応えのある景色はANA・JAL株主優待券を購入される方にもおすすめです。
有村溶岩展望所
続いては有村溶岩展望所にやってきました。展望所からは山と海どちらも見ることができ非常に綺麗な眺めです。
大正時代の噴火でできた溶岩原の小高い丘に位置し、この展望所の大きな特徴である溶岩遊歩道は全長1kmにも登ります。
道はきちんと整備されており、駐車場から歩いてすぐのところに展望所があります。その道中は緑と溶岩で構成されており、なんとも非日常的な雰囲気を味わえます。
自然の大きさを感じるにはうってつけの場所。
脇には頭より大きな石がゴロゴロと転がっていて、もしこれが降ってきたらとても太刀打ちできないでしょう。

溶岩が広がる景色の中の遊歩道
そのため、溶岩が降ってくる万が一の時に備えて避難場所が島中の至る所に設けられているのが印象的でした。

避難所
黒神埋没神社
そして桜島で訪れた最後のスポット、黒神埋没神社に。
なんとこの鳥居、元から低く作られたのでも、後から加工されたのでもなく、1914年の大正大噴火で火山灰と軽石に埋まってしまったのです。
当時の噴火は実にすさまじく、黒神にある約700戸を火山灰に埋め、約30億トンの火の波が桜島と大隅半島を陸続きにしました。黒煙は上空7000mに達し、3日前から噴火の前兆もあったそうです。
かつて3mあったこの鳥居も大半が埋まってしまい、今では噴火の猛威を伝えるために残されています。
実際にこの鳥居の前に立つと、ここまで埋まるのか、と自然の強さとそこからの復興に感嘆します。
雄川の滝
桜島から出た後は、約1時間ほど車を走らせ雄川の滝へ向かいました。
目的としては、サイトに載っているようなエメラルドに輝く綺麗な景色を見たかったのですが、、、

残念ながらダム放流中
今回なんとダムの放流中だったんです。確かに台風が去った後だったので納得ですし、これはこれで綺麗ですので、、、またいつかのリベンジですね。
ちなみに、駐車場からは1.2kmの遊歩道を歩く必要がありますが、その道中にも見どころスポットはたくさんありました!
それがこちら。

ひんやり天然クーラー
9月初旬、まだ外に出るだけで汗の出るような暑さでしたが、この小さな滝がある「ひんやり天然クーラー」では本当にひんやりしていて生き返るようでした。
そして雄川の滝を北上し、向かった先は溝ノ口洞穴。

洞穴の入口
このような洞窟の中に入り、後ろを振り向くと、、何とも神秘的な景色が。

神秘的な景色
真っ暗な洞窟に、緑に囲まれた赤い鳥居が映え、まるで絵画のような景色です。ここはパワースポットとしても有名であり、確かに日常では絶対に味わうことのないひんやりとした感覚が背筋を走りました。
この洞穴は古代から祭祀や祈りの場として使われていたようなので、そのせいでしょうか。
洞窟の奥は一筋の光も差し込まず真っ暗で、置いてあった懐中電灯でも先を照らすことができず(電池不足だったのかも?)全く進むことができませんでした。
後から調べると洞窟の奥は200m以上も広がっており、野生のコウモリの巣となっているようです。入らなくてよかった、、、
霧島神宮
最後はまたまた鹿児島有数のパワースポット、霧島神宮へ向かいます。
霧島神宮は南九州最大の神宮であり、国宝と重要文化財にも指定されています。
天照大神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を祀っており、その妻木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)や子らも共に祀られています。そのため子孫繁栄や家庭円満のほか国家安泰、五穀豊穣などの御利益があると言われています。
坂本龍馬とおりょうが新婚旅行で訪れた場所としても知られ、縁結びでも有名だそうです。
鳥居を抜けて木々に囲まれた山道を進むと、朱色に塗られた立派な社殿が見えてきます。
黒霧連山の麓に位置していることもあり、自然に囲まれた壮大で神秘的な雰囲気を醸し出しています。
なんとこんなものもありました!

君が代のさざれ石
国家「君が代」に登場するさざれ石です。君が代は鹿児島発祥と言われており、このさざれ石自体は岐阜県から奉納されたもの。こんなところにあったのか!と発見したときはびっくりしました。
ANA株主優待券の購入で2日目に訪れた桜島、大隈、霧島エリアをお届けしました。
3日目は鹿児島市の天文館エリアでお土産屋を周り、空港からの帰宅です。
次回、鹿児島最終編では鹿児島グルメをお届けします。
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