2025年6月14日

万博に行ってきました!!

万博会場へスームーズに行くには?

ぶらぶら大阪・関西万博が始まってから約2か月。
初めて万博に行ってきました。
開催期間は10月13日までですから、これからまだまだ行かれる方も多いと思います。
ネットや書籍・テレビ番組などで攻略法を含めた情報もかなり中身が濃くなってきていますが、一入場者としての視点から感じたことを書いてみたいと思います。

本題に入る前にもともと万博にはネガティブなイメージを持っていたので、若干辛口の意見になると思いますがご了承ください。

まずアクセスから。
当サイトのANA・JAL株主優待券販売を利用されるお客様が利用される大阪国際空港(伊丹空港)や関西空港からは直通バスが運行されています。
しかし、どちらも完全予約制で直前では空席があまりないようです。
運行本数や所要時間の関係もあり、飛行機で到着日に万博会場入りしてもほとんどの方が朝一の開場には間に合わないと思われます。
恐らく新幹線等でも東京からや福岡あたりからでは同様なので、朝一から効率的にまわるのであれば関西圏以外の方は前泊必須ではないでしょうか?

私は前日に大阪で用事を済ませ宿泊していたので、一番早い時間帯の入場予約をしていました。
それでもアクセスはなかなか大変!
少しのんびりと構えていたら、予約必須のバスはほとんどが空席なし。
JR桜島駅からのシャトルバスをなんとか押さえることができました。

桜島駅での乗り換えは誘導がしっかりしていて難しくはないものの、バス待ちの行列はけっこう伸びています。
バスは台数も多く行列も絶えず進んでいく状態なのでストレスは感じませんが、バスに乗り込むまでには15分ほどかかりました。
バスに乗ってみるとかなり余裕をもった人数しか乗せていない模様。
あと10人くらいは乗車できるくらいのスペースがあります。

シャトルバスが向かうのは西ゲートで比較すいている側の入口ですが、それでも到着してみるとかなりの混雑ぶり。
開場20分前の到着でも前にはかなりの人数がいたので、ANA・JAL株主優待券ユーザーの皆様にはもう少し早めの到着をお勧めします。

ゲート通過は9時15分ですから入場待ちは30分強といったところ。
ただ、行列の進み具合は並ぶ列によってかなり違います。
平均的にはもう少し早く通過できるような感じです。

パビリオンの混雑レポ

情報源

入場してまず向かったのが当日予約ができるブース。
その行列に並ぶと同時にアプリでも予約を検索。
アプリですぐに予約が取れたので、行列から離脱していよいよパビリオンへ。
しかし通ったルートが悪かったのかもしれませんが、どこも入場制限中で行列にも並ばせてもらえない状況です。

そんな中、フランス館は行列はけっこうのびているものの制限はなし!
並んでみると案外スムーズに流れ10分ほどで入場することができました。
「LOUIS VUITTON」やロダンの彫刻等に興味がある方にはお勧めです。

次に向かったのはポルトガル。
歴史的な海洋国家と海洋保護が紹介されています。
個人的にはもう少しかつての海洋進出について詳しい展示を見たかったのですが。
そのあとはしばらく周辺の雰囲気を楽しみながらかなり早い昼食へ。

せっかく万博にきたので普段あまりなじみのない国の食事を楽しみたいと思いましたが、これが勉強不足もあって空振りに。
パビリオンと一体化しているところは見学者と同じように並ばないとだめで、食事だけというわけにはいかないようです。
時間があれば並んでいたかもしれませんが、抽選で当たったところの入場時間もあり、結局特に珍しくもないビールとソーセージの昼食に。

ドイツ料理のお店でランチ

美味しかったので良かったのですが、そこも10分遅れていたらかなり混み始めている状態でした。
個人的な感想ですがパビリオン一体型のレストランであれば30分待つとして10時30分、独立したレストランやフードコートでも11時には昼食がとれるように朝食時間を調整することをANA・JAL株主優待券ユーザーの皆様にはお勧めします。

パビリオン巡りで世界旅行気分

昼食後は事前予約に当選していた「ブルーオーシャンドーム」に。
メインは迫力ある映像展示でしょうが、個人的に良かったのが超撥水素材を使った「水の循環」!
小さな水の玉が転がる様は見ていて飽きません。

そのあとは当日予約がとれた日本館。
話題の火星の石やごみからの発電展示を見学。

予想外によかったのがコモンズ館!
A館のみでしたが普段あまり馴染みのない国の展示こそが万博の醍醐味かもしれません。

サウジアラビア館はとても気に入ったパビリオンです。
なかでもサウジの音楽の生演奏は最高!

サウジアラビアの伝統音楽家たち

太鼓のような楽器を電気ストーブで温めているのか、あるいは乾かしているのかはわかりませんが、あまり見たことのない光景と普段耳にすることがない音楽。
40分ほど並んだ価値は十分ありです。

夕食はセルビア館併設のレストラン。
こちらはパビリオンとは独立して利用可です。
価格は万博価格にしてはそれほど高いわけではなく、普段食べれないヨーグルトのサラダやパイのようなものが食べれますが、量的には少ないかな。

セルビアのミートパイとソーセージ

夕暮れには夕日に染まる大屋根リングを見学。
海に沈みゆく夕陽もよかったですが、さらに大屋根リングとそこを歩く人が影絵のように見えるのがオススメです。

万博のシンボル大屋根リングと夕陽

最初は批判的だった万博ですが、出かけてみるとも1度くらいはいってもいいかなというのが率直な感想です。
でも外国から来ている方はどう感じているのでしょうか?
日本的を象徴するよう風景なんかをもう少し再現してもいいような気がしました。
例えば以前ブログで書いた奈良井の宿場町のような。
奈良井を取り上げた販売ブログ

でも総じて満足度は予想以上でした!

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