2021年7月23日

ANA・JAL株主優待券で祇園祭へ

祇園祭

前回は主に祇園祭の歴史や背景を簡単にご紹介しました。
今回は当サイトのANA・JAL株主優待券販売をご利用の皆様に、祇園祭の中でも最も有名で人気がある山鉾巡行を前にしての行事を中心にお伝えしたいと思います。

祇園祭へのアクセス

この季節になると関西方面だけでなく全国のニュースでも祇園祭の話題が取り上げられますが、そのほとんどが山鉾が動く巡行か宵宮にあたる宵山の話題です。
前々回のANA・JAL株主優待券販売日記では、空路で行かれる方の空港からのアクセスをご紹介しました。
その時に伊丹空港の場合はリムジンバスよりモノレール+阪急電鉄の方が価格も安く、目的地によっては便利なことも多いとお伝えしましたが、今回の祇園祭の場合がまさしくそうです。
山鉾巡行・宵山やその前段階の行事のどちらも会場や順路にダイレクトに行くことができるので、祭りが目的であればモノレール+阪急電鉄がさらにオススメです。

以前にも祇園祭の際のアクセスやホテルに着いて書いた記事がありますのでご覧ください。
→「梅雨明け前後は京都に」

駅でいうと宵山は阪急烏丸の真上、巡行は烏丸か河原町が最寄り駅になります。
一番のメイン行事の山鉾と宵山(さらにその前日の宵々山)は前祭と後祭の2回に分かれていて、曜日に関係なく巡行は17日と24日です。
もし今年実施されていたら巡行は土曜日だったので残念ですが、来年はそれ以上に曜日の巡り合わせが良く、宵山が土曜日で巡行が日曜日で更に前祭は3連休の初日と2日目にあたります。
来年は昨年と今年我慢された方々も狙っているでしょうから、早目に予定を立てた方がよさそうですね。

7月の京都の様子

山鉾巡行

メインの日程は17日と24日ですが、お祭り自体はかなり前から行われています。
まず7月1日の切符入りから始まります。
巡行の先頭の長刀鉾(なぎなたぼこ)の稚児・禿(ちご・かむろ)が神社に参拝されます。
その後しばらくの期間は特に観光客がお目当てで訪れるような行事はありませんが、町はこのあたりから何かいつもと違う雰囲気の京都に変わっていきます。

御稚児さんの神社参拝などの祇園祭の様子が分かる動画はこちら。

次に当サイト販売のANA・JAL株主優待券をご利用の皆様にオススメするとしたら「鉾建と山建」です。
「鉾建と山建」は前祭は10~13日頃、後祭は17~21日頃。
期間に幅があるのは町内で規模や段取りが違ったり、複数日にまたがったりするからです。
どこの山や鉾(ほこ)がどんなスケジュールで建てられているのかはあまり公にされていませんが、そんなに広い範囲でないのと期間がばらけているので、このあたりの日程で訪れて周辺を散策すれば結構簡単に見つけることができると思います。

山や鉾の組み立てはかなり時間がかかるのですべてを見学することは出来ないと思いますが、設計図も見ず、釘も使わずに縄だけで組んでいく様子はなかなか興味深いものです。
ちなみに当サイト販売のANA・JAL株主優待券のヘビーユーザー様に聞いた話ですが、経験に基づき縄で組んでいくので毎年高さなどは同じ鉾でも微妙に違ってくるそうです。

ここで先ほどから書いている山と鉾に違いについて触れておきたいと思います。
まず鉾ですが織物の垂りなどをつけた傘のような形状をして棒振り囃子が伴う傘鉾と、人が乗りお囃子を演奏しながら大きな綱で引かれる鉾の2種類があります。
山にも2つの種類があり、1つは鉾に似たスタイルの囃子方が乗る曳山(ひきやま)。

もう1つは人が乗らずに人形や祠が乗った舁き山(かきやま)。
どちらも多くは松の木が飾られています。
舁き山は以前は実際に担いでいたそうですが、今は車輪がついたものが巡行しています。
山鉾は文字にすると区別がつきにくいかもしれませんが、実際に何度か見てみると違いが分かるようになってきます。

参加できるお祭り

お祭り

その山鉾の組み立てが終わった後に行われるのが山の舁初(かきぞめ)と鉾の曳初(ひきぞめ)。
この中で是非とも当サイトのANA・JAL株主優待券販売をご利用の皆様にオススメしたいのが鉾の曳初。
実際の組み立てられた鉾が間違いなく動かせるかをテストするものですが、是非ともオススメしたい理由は一般の人も参加できることです。
関係者以外でも参加可能で、しかも事前予約などは不要です。
試験曳きなので距離は数十メートルほどですが、本番さながらにお囃子も行われますし掛け声なども同じです。

巡行で先頭を行く長刀鉾などは御稚児さんも搭乗して舞も披露されます。
さらに注目していただきたいのはその迫力。
本番では動いている鉾を正面から見るチャンスはまずありません。
手に力を入れて綱を引くと、それが少し時間差があって鉾に伝わり動き出した時の迫力は体験したものでないとわかりません。

1,000年以上続くユネスコの世界無形文化遺産に誰でも曳き手として参加できるとはすごいことだと思いませんか?
長刀鉾など一切女性が搭乗できない鉾も曳き初めには参加できます。
年齢性別一切関係なし、しかも運が良ければ複数の鉾の曳初をはしごすることもできます。
本番で見学するだけの人は数十万人いますが、曳初に参加する人は予約不要でも圧倒的に少なく貴重な経験です。
それだけに当サイトの格安ANA・JAL株主優待券販売をご利用される皆様にはお勧めしたい体験です。
日程や時間はあまり公表されていないところもありますが、ぜひ調べて参加してみてください。
→参考に大よその日程はこちら

いかがでしたでしょうか?
次回のANA・JAL株主優待券販売日記ではいよいよ祇園祭で最も有名な宵山~山鉾巡行をご紹介したいと思います。

 

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