2021年6月8日

秋には回復するのかなー

秋には回復

「少しでも安いANA・JAL優待券を!」がモットー即納サービスのホームページにようこそ。
オリンピックは実際に観客規模がどの程度になるかはまだ分からないのと、短期間のイベントなのでそれまでの1年半のコロナの影響を一気に吹き飛ばすのは難しいと先日のANA・JAL株主優待販売日記で書きました。
オリンピックで復活しないとなると、その後も航空業界の需要が低迷し続けるのでしょうか?

秋には回復?

秋

私どものような格安ANA・JAL株主優待券の一販売業者が読み解けるものではありませんが、ここしばらく入ってくるいろいろな話を聞いていると、もしかすると秋ごろにはかなり回復してくるのではないかという感じもしてきました。
理由はいくつかあるのですが、まず各企業の予測でも今年の秋以降の回復について具体的な数字を出してきているところが出てきていることです。
運輸交通系ですとJR東海がそうです。
今期は史上初の通期での赤字で、最終的な損益が2015億円余りの赤字でした。
それが来年3月までの1年間の業績予想は、最終的には900億円の黒字に転換すると予測していると発表されました。
→JR東海の来期業績予測のニュースはこちら
マイナス2015億円が黒字の900億円まで回復するということは来年になってからの回復では間に合わないでしょうから、一気にではないでしょうが秋ごろから徐々に回復を見込んでいるのではないでしょうか?

もちろんその背景にあるのはワクチンの接種による感染縮小です。
ここ数日のワクチン報道を見ていても、まだまだ1日100万回の接種には至っていませんがかなり加速がついてきたように思います。
当サイトのANA・JAL株主優待番号販売をご利用の方からも、ワクチン接種を受けたとかそこまではいかなくとも予約はすでに申し込んだということを耳にすることも少しづつ増えてきました。
新たなワクチン加速策も毎日とはいきませんが、国による大規模接種、各自治体による大規模接種、職域接種など毎週単位くらいで新しい手が打たれてきているようです。
新宿区のように若い世代にも優先するというような、同じ量でもより早く効果を上げる工夫など、今までのお役所仕事では見られなかった柔軟な対応も出てきています。
先行している各国の話ですと、約半数の人がワクチンを打つとかなり終息への加速度もアップするようです。
目標の1日100万回にどれだけ近づけるのかにもよりますが、そういった背景からのJR東海の業績予測のはずです。

航空業界の回復は?

航空業界

人の動きが活性化すれば恩恵を受けるのは新幹線も飛行機も同じなので、もしJR東海の予測が正しければ多少の時期のズレはあってもANA・JALもあるいは格安ANA・JAL株主優待券を利用した搭乗も動き始めると思います。
航空業界でもかなり前向きな動きが目立ってきています。
ANA・JALの減便数も「緊急事態宣言」が一部の地域に出されていることを考えれば、かなり少なくなって落ち着いてきています。
先日のANA・JAL株主優待券販売日記でも書きましたが、スカイマークは1年後の上場申請を計画していることからも、今期に成果を出してくる予定だと思います。
恐らくJR東海と同じように、この秋には回復基調になるというのがそのための条件でしょうが、その勝算があるからこその計画です。
特にスカイマークの場合は上場廃止に続き再上場申請を一度取り下げているわけですから、ある意味今回は相当慎重な判断のもとで動いていると思います。
LCCでいうとピーチは今までの既存路線での減便はありますが、一方で成田や関空から女満別を開設したのに続き、中部国際空港からも新路線を拡大する予定です。
コロナ後の減便解消をも含めるとかなりの拡大方針のようです。

価格はどうなる?

どうなるしばらく耳にしませんが「GoToキャンペーン」も、形は多少は変わるかもしれませんが以前とは違いワクチンという後ろ盾があればかなり大胆に利用できるようになるのではと思います。
その時期がJR東海やスカイマークなどを見ていると、秋ごろなら十分にあり得るのかと思えてきています。
ANA・JAL株主優待券販売日記をお読みいただいている皆様の中には、そうなると需要と供給の関係で優待番号の販売価格が急に上がるのではないかと心配される方もおられるかもしれません。
ただ数量のことだけを考えると、昨日のブログにも書きましたようにこの1年以上に渡るコロナ禍で相当数の優待券が消化されずに残っているはずで、市場がどれだけ活性化してもわずか数カ月で在庫不足になるようなことは無いと思っています。
特に次の有効期限が切れる11月末に優待券不足になるとは到底思えません。
その為、もの不足で価格がアップしていく可能性はかなり少ないと思いますが、在庫の実情とは別に心理的な重しが無くなったことによる上昇については今後の状況によっては注意しないといけないことになるのかもしれませんね。
それにしてもまだ数カ月先の話ですし、その兆候が表れるようならその時にはこのANA・JAL株主優待券販売日記でも再度記事にしたいと思います。

« オリンピックの影響は | 最近いただいたお問合せ »