2021年3月24日

旧券はどれだけ余っているのでしょうか?

期限切れの動き

期限切れ間近のANA・JAL株主優待券価格の動き

旧券の価格

今回も格安ANA・JAL株主優待券を購入される方へ役立つ情報をお届けしたいと思います。
少し前にもこのANA・JAL株主優待券販売日記で書きましたが、そろそろ5月末で有効期限が切れるANA・JAL株主優待券の販売価格の動きが気になる時期になってきました。
通常の年であれば、今までのデータからANA・JAL株主優待券の販売価格値動きも比較的予測しやすかったのですが、今回は有効期限が1年+6カ月になっていることとコロナによる航空需要の落ち込みがどのように影響するかが予測を困難にしています。
また前回の11月末とも販売状況が違います。
11月末の時にはANA・JAL株主優待券の期限が半年延長されていたことは今回と同じですが、2つの点が大きく異なっていました。

予測困難な販売価格動向の理由

予測困難

1つはコロナの影響を受けた期間の割合です。
ANAが発表している搭乗者実績を基に見て行きますと、航空業界が新型コロナの影響を受け始めた時期はかなり明確で2020年3月から。2月末までは数字から見ると全く影響を受けていません。
そうなると11月に有効期限が切れたANA・JAL株主優待券は、全有効期限18カ月間の内9カ月間が新型コロナの影響を受けた期間です。
それに対して今回の5月に切れるANA・JAL株主優待券は、同じく18カ月中15カ月で大幅に大きく影響を受けています。

もう1つ前回と違う点が、期限延長の認知度の違いです。
11月で有効期限が切れた優待券が「5月末→11月末」に延長が決まったのが4月の下旬で、直前とも言っていい時期でした。
今回有効期限を迎える優待券の延長を発表したのが、ANAが6月29日でJALも数日後です。
恐らく11月に有効期限を迎えた優待券については相当数の株主さんが延長に気付かず、5月末で切れたものと考えていた一方で、今回の券に関してはかなりの方が延長を認知していたと思われます。
つまり前回11月有効期限はコロナの影響が少なく、かなり使用されて数が少なくなってきたことに加えて、延長を知らずに廃棄したり売り急いだ方が多く、本当の有効期限間際にはかなり残り少なくなっていたのではないかと思います。
反対に今回期限のANA・JAL株主優待券は、新型コロナ禍で消化枚数がかなり少なく、更に延長告知もかなり徹底されていて残数もかなり多いのではないかと考えています。

データによる予測

予測

実際にどれくらい残っているのかは航空会社でないと分からないと思いますが、ANAが公式に発表している数字から感触だけでもつかめたらと思いデータを整理してみました。
まず新型コロナの影響がまったく無かった2018年12月~2019年11月が搭乗期間のANA株主優待券ですが、この期間のANA国内線の搭乗客数は1年間で約4520万人です。
一方で2019年12月~のANA株主優待券の有効期間内では、数字が確定している今年2月までの1年+3カ月間で約2320万人です。
12か月間と15カ月間での比較ですが、ほぼ半減と言っていいくらいです。
※同じ12カ月で比較すると30%位まで落ち込んでいます
このあと3~5月の搭乗者を加えたとしても、恐らくコロナの影響前の時期の60%程度の搭乗者になりそうです。
※3~5月は「GoToトラベル」等で比較的好調だった12月並みの搭乗客数として計算しました。

机上論ではありますが、単純に搭乗者の中でANA・JAL株主優待券を購入して利用された方が同じ割合だとすると6割くらいしか消化されていないことになります。
ANA・JAL株主優待券の販売価格自体が安くなっており、近距離でもメリットのある路線が出てきているので搭乗者に対する優待券購入者の割合は増えてきているはずなので、6割ということはないとは思いますがかなり残っているのは間違いないと考えています。
別のデータも見てみました。
当店でのANA・JAL株主優待券の販売量の比較です。
このANA・JAL株主優待券の販売サイトは2019年4月からなので、今回の比較に入れると数字が不正確になってしまうので除外して、ANA・JAL株主優待券実物の販売で比較をしてみました。

ANA搭乗者での比較と同じように2018年12月~2019年11月と2019年12月~2021年3月で比較してみると、後者は約60%まで落ち込んでいます。
更にその後の3カ月の見込み値を加えた12か月間と15か月間の比較も約70%程度になりそうな感じです。
数字自体はかなりの誤差があるはずですが、どう考えてもコロナ以前の有効期限前よりは市中にANA・JAL株主優待券が残っていそうです。

今後の当サイトのANA・JAL株主優待券の販売価格ですが、もし上記のデータが正しかったとすると、やはりかなり早い段階で値崩れが始まるのではないかと思います。
一方で周辺の声を聞いてみると5月末のANA・JAL株主優待券はあまり入荷してこないということも耳にします。
このあたりのバランスがどう傾くかで販売価格も変わってくるとは思いますが、毎回期限前2カ月を切ると急に入荷が増えだすので、半月後位にはANA・JAL株主優待券の販売価格動向の予測がもう少し絞れるのではないでしょうか?

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