株主優待券販売日記
2020年7月20日
GoToトラベルキャンペーン
東京が除外
今日も格安ANA・JAL株主優待券をお安い価格で提供する当サイトをご覧いただきありがとうございます。
ANAやJALの株主優待券の販売とは直接関係がない話ですが、「GoToトラベルキャンペーン」から東京が除かれることが発表されました。
少し前のANA・JAL株主優待券販売日記『新幹線割引』のように旅行活性化策が出そろってきたところではありますが少し心配なニュースです。
今更でほとんどの方はご存じでしょうが「GoToトラベルキャンペーン」は国内旅行の旅行代金の半額(1泊当たり最大20,000円、日帰り場合は最大10,000円)の補助が適用されるキャンペーンです。
半額補助の内70%は旅行代金として7月22日から保持が開始されますが、残りの30%についてはお土産品購入などに「地域共通クーポン」として充当され9月1日以降に準備が整い次第の開始となります。
少し複雑なので詳細は解説しているサイト等をご覧ください。
交通機関への直接の申し込みについてはキャンペーンの対象外なので、ANA株主優待券番号やJAL株主優待券番号販売サイトをご利用のみなさんにとっては宿泊代のみ対象となります。
あまり直接は関係がないことが多いかと思いますが、今後のANA株主優待番号やJAL株主優待番号の販売価格にも影響する可能性がありますので、少しふれておきたいと思います。
「GoToトラベルキャンペーン」については実施是非がいろいろ議論されていたようですが、最終的には東京都発着の旅行や、都内在住者を対象から外すことで決着するようです。
新型コロナウィルス感染防止と経済の両面を考えると、この方法しかないということになったようです。
東京在住者は人口の10%ほどですから、その分の経済効果が減るということは仕方がないということでしょうか?
除外の影響は?
ずいぶん以前のことになりますが路線別の搭乗数がどれくらいあるのかを調べたことがありました。
そのデータでは羽田路線の利用客がANAで68.1%、JALで69.8%でした。
成田を含めるとANAで70.3%、JALで71.5%にもなります。
当然ですがこの数字の中には羽田で乗り継ぎされるいわゆる経由のお客様も数多くいらっしゃるとは思います。
また神奈川や埼玉・千葉・群馬・茨城・栃木の関東一円や関東近隣の静岡や山梨の方の利用も含まれてはいるのでしょうが、それにしてもいかに東京中心に飛行機が運行されているかが分かる数字です。
これだけのボリュームを抱える東京が「GoToトラベルキャンペーン」から外されるとなると、相当縮小した感じになるのではないかと思います。
さらに、今後感染が広がることで首都圏全体や大阪なども対象から外されれることになれば、当初の半分くらいの規模のキャンペーンになる恐れがあります。
実際にこの「GoToトラベルキャンペーン」からの東京外しはANA・JAL株主優待券番号の販売等にどう影響するのでしょうか?
旅行会社のパッケージ商品に逆風が吹くことは間違いないと思いますが、その分がいくらかでもANA株主優待券番号・JAL株主優待券番号の利用につながるのでしょうか?
個人的な意見ですが、その反対に作用するのではないかと思います。
東京が除外されたことで、旅行自体があるいは飛行機に乗ること自体を考え直す方たちも出てくるのではないかと思い始めています。
個人的な考えではありますが、単なる直感ではありません。
除外の影響か?
先日のことですが実は知人からJAL株主優待番号の価格の問い合わせがありました。
兵庫県の友人がお盆期間中に利用するとのことです。
話を聞いていると、第一希望はマイレージの特典航空券で第二希望はホテルパックで考えていたそうです。
マイレージの特典航空券はベストの日時の飛行機が満席で現地の滞在時間が短くなってしまい、ホテルパックは「GoToトラベルキャンペーン」を利用してもマイレージ特典航空券より高くなってしまう。
そこで往路はマイレージの特典航空券を、復路はJAL株主優待番号での割引を候補に上げました。
これであればまだ十分座席に余裕があるので、候補に置いておいて帰路のマイレージの特典航空券に空席が出ないかを時々JALホームページで確認していたそうです。
そうしたところ16日の夕方までは全く空席がなかったものが、17日の午前に確認したところキャンセルだと思われる空席がでて、マイレージ特典航空券でチケットが確保できました。
この友人の場合は兵庫在住なので、JALであれば関西空港か伊丹空港利用で、「GoToトラベルキャンペーン」の東京除外とはまったく関係ありません。
ちなみに、ここしばらくANA・JALのお盆の状況を把握するためホームページを確認したりしていましたが、やはり他の路線でも発表後に空席が増えているような感じがします。
このような消極的な姿勢が今後継続するとは限りませんが、今の段階ではどうもキャンペーンの縮小がマイナス方向に働いているようです。
少し前のブログ『復活の兆しが少し見えた!!』で少し明るい見通しを書きましたが、またまた少し曇り空の感じもしてきました。
今後の感染拡大など別の要因も大きいかとは思いますが、このような状況からしてしばらくはANA株主優待券番号やJAL株主優待券番号の販売は頭打ち状態が続くのではと思います。
その為、ANA株主優待券番号・JAL株主優待券番号の販売価格も大きく上がることはないのではないかと予測しています。
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