株主優待券販売日記
2021年7月29日
荒々しい神輿から厳かな神事の還幸祭
ここ数回にわたってご紹介してきた祇園祭もほぼ今回で最終回です。
→祇園祭シリーズ初回のANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
「ほぼ」と少しハッキリしない言い方なのは、次回のANA・JAL株主優待券販売日記にも少しだけ登場するのでこんな表現になってしまいました。
神社へ神様をお送りする還幸祭
24日もまず後祭の巡行が行われ、神輿が通る前に町が清められます。
少し前の販売ブログで書きましたがこの町を清める行事が山鉾巡行とその前の宵山です。
→宵山についてのブログ記事はこちら
三基の神輿の出発は前祭と同じように夕方で、場所は1週間神様が滞在されていた四条お旅所からです。
→前祭りの出発の記事はこちら
前祭と違うのはお旅所前は八坂神社の石段下ほど広い場所がないので、一斉にスタートというわけにはいかず中御座・東御座・西御座の順番に出発します。
17時頃から順次出発ですが、それぞれに準備や神事が行われるので最終の出発は18時を過ぎるくらいになります。
それと以前にも書きましたが還幸祭の行われる24日は例年であれば梅雨明けの一番天候が安定したシーズン。
17日の前祭りは梅雨明けぎりぎりで夕立などのリスクも少し有りますが、24日はまず大丈夫なのも特徴です。
還幸祭の見どころスポット
まず最初の見どころとして私共のANA・JAL株主優待券販売のお客様にご紹介したいのがこの出発!
お旅所前を何回か周回しますが、体力もまったく消耗していないのでとにかく力のこもった担ぎぶりがここでの見ものではないかと思います。
こちらも前祭の出発の時と同じようにかなり混雑します。
順番に出発していくのでそのタイミングで見物の人はある程度入れ替わりますが、場所的に京都の繁華街の中心でもあり、神輿のことを知らずに観光や買い物・食事に来られた方が急遽見物されることもあって最後まで混雑は続きます。
早めに行って場所を確保するか、1つの神輿が出発して見物客が入れ替わるタイミングで見やすい場所を確保するかどちらかです。
ANA・JAL株主優待券販売日記のオススメの見物場所はお旅所の道路を挟んで向かい側。
比較的人も入れ替わるのでいいポジションを確保しやすいと思います。
この場所は数年前までは歩道が狭く混雑は大変なものでしたが、車道を1車線つぶして歩道を広げたので以前に比べると随分見やすくなっています。
ここを出発すると三基の神輿は一旦それぞれの方向に向かいます。
もし最後の西御座神輿の出発まで見られるのであれば少し先回りしてみてはいかがでしょうか?
京都の台所で観光名所でもある錦市場を通ります。
錦市場はご存知の方も多いと思いますが、非常に狭い道路の両側がお店になっている市場です。
その最初のあたりでは短い距離ですが神輿が担がれるので迫力満点!
一番の中では狭すぎて見れませんが1つ西の十字路であれば見学することができます。
次の見学スポットとして当サイトの格安ANA・JAL株主優待券販売のお客様にご紹介したいのは大政所御旅所(おおまんどころおたびしょ)。
場所は烏丸高辻にあります。
ここは現在三基の神輿が納められる四条寺町にお旅所が移される前にあった2つのお旅所の内の1つです。
ちなみにもう1か所あったお旅所跡は現在では祭り期間もほとんど訪れる人もなく石碑が立っているだけになっています。
神輿はスタート後はそれぞれの順路に沿って行きます。大政所御旅所には集合するわけではありませんが順番にきて神事が行われます。
この大政所御旅所は普段は扉が閉じらていますが、24日のみ解放されるので1年に1回しか見れない光景です。
こちらも見物される方はかなりいますが、出発場所よりはかなり少ないのと道路幅広いの比較的見物しやすいのではないかと思います。
時間的にも直射日光が当たるような時間は過ぎていますので、随分見やすい環境ではないかと思います。
3番目にANA・JAL株主優待券販売日記でお勧めするのは四条大宮交差点付近。
こちらもスタート地点の御旅所周辺に比べればゆったりと見やすいのがオススメポイントです。
神輿は東御座と中御座の二基がやってくるので、前の大政所御旅所よりは見れる数は少ないですが八坂神社の分社である京丹波町の尾長野八坂神社に伝わる太鼓の奉納を見ることもできるので神輿以外も楽しめます。
4番目の見学ポイントは三条の商店街にある又旅社(またたびしゃ)のあたり。
今は八坂神社の境外末社ですが、元々は神泉苑の南端にあたります。
現在の神泉苑もそれなりの面積ですが、かつてはその数倍も広い敷地だったようです。
神泉苑は以前のブログでも書きましたが、平安時代に祇園祭の起こりとなった御霊会(ごりょうえ)が行われた場所です。
→祇園祭の期限と神泉苑の記事はこちら
水辺を表わす芝生に神の依り代である御幣(ごへい)三本を立てた「オハケ」というものが立てられて神事が執り行われます。
このあたりはアーケードのある商店なので、少々天気が悪くても大丈夫なのもANA・JAL株主優待券販売日記のオススメです。
又旅社を出た神輿はいよいよあとは八坂神社に向かいますが、もう一か所大変盛り上がる場所があります。
寺町通りのアーケードで、ここではかなり長い距離に渡って神輿を振って担ぎます。
通りが広くないのとアーケードで掛け声が反響するので、広い道路とはまた違った迫力です。
このあたりでは神輿が近づいてくると周り空気の温度が一段高くなるように感じるのもANA・JAL株主優待券販売日記のオススメです。
ただし、あまり近づくと危険なので十分注意して観覧してください。
動の神輿から静の神事へ!
最後のポイントは八坂神社の境内。
ここまでくると相当な疲労のはずですが、最後の気力と体力で楼門をくぐり拝殿の周りを何周か担いでまわります。
もうこの時は汗なのか何かわかりませんが、砂煙に湯気のようなものが立ち上ることも。
何度か行われる差し上げでとうとうクライマックスを迎えて担ぎ手には倒れる寸前の方も。
神輿についてはこれで終了。
大体11:30位になることが多いので、多くの見学者はこれで帰られますが実は神事はまだこの後続きます。
私共が販売する格安ANA・JAL株主優待券のお客様に本当お勧めしたいのはここからです。
以前のブログでご紹介した宵山も動と静でいうと静の祭りですが、ここからは本当に動から静へと変化します。
→宵山をご紹介した販売日記はこちら
神輿に乗られた神様を本殿にお移りいただく神事で、これはなかなか見たことがないような風景です。
事前に神社から、「すべての明かりを消して行うこと」「スマホの液晶の明かりも点けないこと」などの注意があります。
その後、境内の一切の明かりが消され神職のわずかな声だけが聞こえてくる不思議な世界が現れます。
そんなに長い時間ではありませんが、少し前までの威勢の良い担ぎ声とは打って変わっての静寂なので時間の流れまでもが不思議な感じがしてくる瞬間です。
神事終了後に灯りがつくと同時に、人間の住む世界に戻ってきたような錯覚さえ覚えます。
この神事をもって、京都の町に滞在されていた神様が神社に戻られ祇園祭の神輿渡御などの主だったほとんどの行事は終了となります。
お祭り自体は31日まで続きます。
31日には疫神祭が行われます。
祇園祭の目的である疫病の退散を願い茅輪(ちのわ)をくぐって祈願し、これをもって1ヶ月間にわたって繰り広げられた祇園祭の全ての行事が終了です。
次回のANA・JAL株主優待券販売日記では祇園祭とも繋がりがあるグルメスポットをご紹介したいと思います。
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