株主優待券販売日記
2021年6月4日
気になっています
ここのところJAL・ANA優待割引で行ける各地のスポットをご紹介することが続いていましたが、優待券そのものの記事を本日は書きたいと思います。
今、航空業界やANA・JAL優待割引のことでいくつか気になっていることがあります。
ANA株主優待券の期限延長はある?ない?
一番気になっているのがANA株主優待券の有効期限が延長されるのかどうかです。
2020年6月1日から2021年5月末有効のピンクのANA株主優待券の有効期限が11月末までに延長と発表されたのが、2020年10月27日です。
→有効期限延長のANA全日空のプレスリリースはこちら
次の最新券が発行される前で有効期限を7か月も残しての発表でした。
その時はあまりの早い段階での発表に驚いたことをANA・JAL株主優待券販売日記の記事に書いています。
→その時のANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
前回のタイミングから考えて、今回の緑色のANA株主優待券も相当早い段階で発表されるのかと思っていましたが、未だに特に何も公にはされていません。
ANA・JAL株主優待券販売日記としては、勝手な想像ですが前回のプレスリリース時期から考えて当初は4月中を予測していました。
ゴールデンウィークがあるのでその前か、あるいは連休を挟んだとしても最新券の発送前には何か動きがあるのではないかと思っていました。
そもそも有効期限の延長はANAが公式にプレスリリースしているように「新型コロナウイルス感染症拡大の影響に対し、株主優待をご利用いただける機会を確保するため」という理由です。
前々回より前回の延長の方が決定のタイミングが早かったのは、前回の優待券は発行された段階で新型コロナの影響で相当数の減便があり、スタート時点から使う機会がなかったからだと思います。
そう考えると今回の緑のANA優待券も同じ状況なので、多少の時期のズレはあってももう発表されていないとと思うのですが・・・
未だに何もないということは、もしかするとANA株主優待券の有効期限延長は無いのではとも思えてきます。
もしかすると全日空ANAとしては、今進んでいるワクチン接種などでコロナ騒動が収まり、今の優待券の有効期限である11月末までには使用機会を確保できると考えているのでしょうか?
確信まではなくてもその可能性はあると考えているのかもしれませんね。
延長が無い場合
ANA・JAL株主優待券の格安販売ホームページを運営する立場としては、延長するのであれば早く公表してほしいと思っています。
もしくは、そんな発表はないでしょうが延長しないということであっても早く知りたいものです。
もしこのまま延長するという発表が当分無いとすると、どうなるのかを考えてみました。
実際今の段階でも、延長はもうないと考える人たちが周辺では出始めています。
それでも今はまだ真剣にそう考えているのではなく、非常に軽い意識のなかで「その可能性も濃くなってきたな~」という程度ですが。
有効期限延長の発表が今後もANAから無いとすると、「今回は延長は無いのでは?」と考える方が徐々に増えていくことになります。
またもともと現在でも「延長はない」と考えている人も、よりそれが確信に近づいていくことになるはずです。
そうなると次に気になるのが11月末という有効期限です。
有効期限が近づくに従い優待券の価格は下がっていきます。
普通は残っている有効期限により価格差が出てくるのは2か月を切ってから、いつもは1か月半くらい前です。
ところが、もし今回延長がないとなると未経験の事態になってきます。
未だかつてなかったことですが、2種類のANA株主優待券が同時に有効期限を切ることになります。
色でいうとピンク(延長後期限11月末)とミドリ(元々の期限11月末)の2種類です。
当然ですが相当な枚数が使用されずに残っていることになるので、我々サイト側も早めに販売してしまう必要が出てきます。
非常に感覚的な話で申し訳ありませんが。
今回5月末で期限が終了したイエローのANA株主優待券の場合ですが、入荷のしやすさという点では簡単だったような気がします。コロナ前の期限切れ優待券の状況と同等かそれ以上に簡単でした。
そう考えると、次回11月は今回の2倍以上のANA優待券が使われずに残っていることになってきそうです。
あくまでも現状のコロナによる需要減が続く前提です。
ただし、夏以降需要が回復したとしてもどう考えてもそれまでに使われなかった優待券が今までの平常な時代に残っていたレベルまで消化されるとは思えません。
そうなると、過去経験したことがない早い段階で11月末ANA優待券の値崩れが始まるのではないかと容易に想像できます。
当サイトのANA・JAL株主優待券の格安販売で見ると、販売比率から考えて9月頃から期限を気にされる方が増え始めるようです。
もしそれまでに期限延長の発表がないとすると、9月以降はかなり最新券との販売金額に価格差が出てくることも考えられそうです。
いずれにしても格安優待券を仕入れて販売する立場にとっては、神経を使いそうな環境になってきそうです。
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