株主優待券販売日記
2021年7月28日
最高に盛り上がるとき
昨日のANA・JAL株主優待券販売日記では、祇園祭のもう1つの主役の三基の神輿が神社を出るまでの見どころをご紹介しましたが、その後に最高の盛り上がりを迎えるのでそのあたりのところを詳しくお伝えしたいと思います。
→もう1つの主役のわけと神社を出るまでの見どころはこちら
神輿を見るおススメのポイント
八坂神社南門を出発した三基の神輿(中御座、東御座、西御座)は順番に西門前の大通りの交差点に勢ぞろいします。
※子供神輿も一基参加するので正確には4基です
前回のブログでは三基の神輿の関係については触れていませんでした。
素戔嗚尊(すさのをのみこと)の中御座と櫛稲田姫(くしいなだひめのみこと)の東御座はご夫婦で、そのお子様の神様である八柱の御子神(やはしらのみこがみ)が乗られるのが西御座ということになります。
この場所は毎年かなりの人気で、実に悩ましいことに神社内での勇壮な出発を見てからこの西門前に来たのではかなり出遅れになってしまい、なかなか良いポジションが確保できません。
境内を堪能するか、西門前の盛り上がりをかなり前から良い場所を確保して見るかのどちらかになってしまいます。
今回のANA・JAL株主優待券販売日記では、西門前をメインに見学することを書きたいと思いますのでご了承ください。
西門前東大路通りとは南北に貫いた通りで、門前からは西方向に四条通が伸びておりT字路になっています。
どちらも片側2車線で、市内では大通りということになります。
勇壮な神輿を間近で見るためにはかなり早い時間から場所を確保しておく必要があります。
T字路なので見る場所は大きく分けて3つです。
1つめは西門の石段下で、三基の神輿が勢ぞろいした時には真正面になります。
但し、ここでは開催の挨拶等で神輿と観客の間に府知事や市長・その他の役員が入るので真正面より少しずらさないと最前面の場所は確保できないことになります。
前方スペースが確保できない場合のANA・JAL株主優待券販売日記お勧めは、石段上からであれば人の頭越しですが正面に見ることができます。
但し、正面でベストポジションのようにも思えますが、この場所は西に向いておりちょうど西日の時間のため場所によっては相当暑い思いを覚悟しなければならないのでご注意ください。
実はこの時期は梅雨明け頃の気温も湿度も高い、一番体にこたえる暑さの時期にあたります。
京都の方に聞いたことがあるのですが、毎年不思議なことにこの日に梅雨明けを迎えることが多いそうです。
ですから暑さ対策や水分補給には十分ご注意ください。
実は、当サイト販売の格安ANA・JAL株主優待券をご利用の皆様に一番のオススメの場所は別のポイントです。
神社を背中にして左手前方の、交差点の北西側です。
この場所ですと西日とまともに向かい合うわけではありませんし、あとで書きますもう1つの場所への移動も比較的楽だからです。
ここに陣取ったらあとは待つだけ。
三基の神輿が揃い、市長や役員さんの開催の挨拶が終わった後が見ものです。
神輿が動き出すと同時に三基がそろって2t以上とも言われる神輿を差し上げ、「廻せ 廻せ」の掛け声とともに時計回りに回していきます。
一番神輿に近い担ぎ手の列が天に向かって差し上げ、2列目以降が腰を支える姿は感動ものです。
練習などしてないと思いますが、まさしく一糸の乱れも無い姿で廻していきます。
舞妓さんに出会える
その後三基はそれぞれの順路に従い違う方向に向かうのですが、格安ANA・JAL株主優待券を御利用の皆様には是非お勧めのコースがあります。
神社を背にして西に向かう西御座神輿にしばらくついて移動されるはいかがでしょうか?
もしくは道が分かる方なら少し先回りをされるのもいいかもしれません。
この移動が一番楽なのが先ほどのオススメ場所です。
目印は「錦」の法被を着た方たちが担ぐ8角形の神輿。
先回りをされるのであれば、四条通を西に少し行った花見小路を左折です。
まず花見小路は京都祇園らしい風情が残る通りで、サスペンスドラマなどでも必ずと言っていいほど登場する場所です。
もっとも京都らしいのでここで見る神輿は京都の祭りという感じが最もする場所の1つです。
それとほぼ間違いなく舞妓さんが神輿や担ぎ手を出迎える為に待ってますので、会える確率もほぼ100%です。
京都で舞妓さんの姿を見ようとすると、一見さんお断りのお店に紹介をもらっていくか、舞妓さんが設定されている観光バスやツアーに参加するくらいです。
普段でもお店に行かれる姿をこのあたりでは見ることができますが、時間やルートが決まっているわけではないので確実ではありません。
それにもしお見かけしたとしても足早に歩かれているので、ほんの一瞬の出来事です。
それがこの祭りの時にはほぼ確実にそれもある程度の時間はそこにいらっしゃいますので、こんなタイミングは他にはないと思います。
しかも超割安以下のまったくの無料で御姿を拝見できるのですから、これほどお得なことはありません。
但し、マナーは守っていただくようにお願いいたします。
そんな場所なので、多くの方は西門の石段下の出発を見られて満足されますが、ここまで少し足を伸ばされたらいかがでしょうか?
クライマックス
そのあと各神輿はそれぞれの地域を廻るわけですが、当サイト販売の格安ANA・JAL株主優待券利用の飛行機が当日でこの時間に間に合わない方もご安心ください。
その日の最後にもう1度クライマックスがあります。
それぞれの神輿は鴨川を渡り京都中心部の四条寺町にある「お旅所」に奉納されます。
時間は大体22時頃でしょうか?
この時も順番に奉納されるので、最初の中御座から最後の西御座まではかなりの時間差がありますので、少々時間がずれても大丈夫です。
この日の目的地である「お旅所」前での最後の一担ぎのこの時間がもう1つのクライマックスです。
それまで長時間にわたる渡御でかなり疲れているはずの担ぎ手のギアがここでもう一度入る瞬間が見ものです。
提灯で飾られた神輿を絞れるくらい汗だくの法被を着た担ぎ手が、最後の力を振り絞って通りの観客にぶつかりそうになるくらいの近さで時計回りに揺らしながら担ぎ切ります。
この通りは片側2車線で決して狭い通りではありませんが、それでも神輿を支える棒は歩道ぎりぎりで、クルマでいうと急カーブ状態です。
そこを時計回りに廻る迫力はお昼間の山鉾巡行や前日の宵山の優雅な祇園祭りとは一線を画した別物!
→お昼間の山鉾巡行の紹介記事はこちら
→前日の宵山の紹介記事はこちら
それも最後に近づけば近づくほど迫力が増していくの伝わってきます。
きっと京都にこんなに荒々しい側面があることに驚かれるのではないでしょうか?
そのあと神様は1週間この場所にとどまられます。
つまりこの1週間だけ昔でいう京の都や平安京に神様が滞在されるということになります。
その後24日に再度神社にお戻りになるのですが、そちらについては次回のブログでまたご紹介したいと思います。