株主優待券販売日記
2022年3月15日
忍者の町伊賀へ
少し前に三重県海沿いの歴史ある場所をANA・JAL株主優待券販売日記でご紹介したが、今回は山側奈良方面をご紹介する。
→前回の三重県海側をご紹介したANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
今回ご紹介するのは三重県の伊賀市。
昔の名前では伊賀上野と言った方が名前が通っているかもしれない。
昭和好きなANA・JAL株主優待券販売日記的にまず思い出すのはフォークソング。
ご当地フォークとでもいうのだろうか「五つの赤い風船」というフォークグループのリーダーだった西岡たかしさんがこの町を題材にした曲を歌われている。
→この町を題材にした曲「上野市」はこちら
季節的には稲焼きが歌詞に出てくるので秋の歌なのだろうが、のんびりとした風景が頭に浮かぶ曲でこれからの季節にもぴったり合っているような気がする。
三重から奈良方面へ向かう
名古屋から関西本線で亀山まで乗車。
亀山では対面のホームに2両編成の列車が待ち構えていた。
ディーゼルの響きが郷愁を誘う。
ここから次の停車駅、関まで快走するが山々が迫ってくると坂道を登っていくのでディーゼルが唸るような音に変わる。
ANA・JAL株主優待券の販売サイト運営としては飛行機のエンジン音はよく聞くが、ディーゼル車の音は飛行機とはまた違い息遣いが聞こえてくるようだ。
上り終えると柘植に到着。ここを過ぎるとあたりが開けた。
再び平坦な地を列車は軽やかな音で快走。
ほどなく伊賀上野駅に着いた。
ホームを進行方向に向かうと忍者の柄が正面に描かれた2両編成が停車。
伊賀鉄道だ。
冒頭にかいたフォークソングに出てくるのは恐らくこの電車のことだろう。
伊賀上野駅周辺は市街地らしい雰囲気をあまり感じとれない。市街地へは伊賀鉄道で上野市駅へ向かうことになる。
関西本線とは別れ、線路は緩やかにカーブを描いて180度向きを東向きに変え西大手、上野市駅と続く。
今回はJRを利用したが市街地である上野市駅へは関西・東海地区の空港からのバスはなく、名古屋の名鉄バスセンターからは毎日、新大阪・梅田からは土日祝のみ高速バスが運行されている。
以前に当サイトの格安ANA・JAL株主優待券販売を利用されている皆様に空港から遠い観光地をご紹介したことがあったが、ここも空港から離れているが面白い観光地の1つだ。
→「空港から遠い観光地」のブログはこちら
上野市駅で下車。
ただし、ここの現在の市の名前は伊賀市という。
上野市とは周辺の町村と合併する前の市の名前である。
駅を出て振り返ると駅舎には忍者市駅と大書されており、小さすぎる文字で上野市駅とあった。
忍者市駅の名は伊賀市が伊賀流忍者発祥の地という認知度を広め、観光誘客やまちづくりを進める目的で平成29年2月2日に忍者市宣言を行った。と、いうことに起因する。
あくまでも正式な駅名は上野市駅だ。
伊賀鉄道「忍者市駅」誕生のニュース映像。
忍者の里をぶらり
まず当サイト販売の格安ANA・JAL株主優待券を御利用の皆様にご紹介するのが伊賀上野城だ。
駅から北へ向かい踏切を渡り、伊賀市役所を越え緩い坂を上ると上野公園にたどり着く。
伊賀流忍者博物館があり茅葺のような屋敷が忍者屋敷で、忍者やくノ一による仕掛けの案内があり実演を見ることができる。
そういえば昭和の終わり頃には先日亡くなった千葉真一さん主演の「影の軍団シリーズ」など忍者ドラマなどもたくさんあったものだ。
屋敷は農家を移築されたものである。
屋敷を出ると手裏剣打ち体験コーナーがあり、ANA・JAL株主優待券販売のお客様の中でもお子様連れだと旅の記念になることまちがいなし。
近くには松尾芭蕉生誕300年を記念して昭和17年に建造された俳聖殿がある。
芭蕉の旅姿を表わした檜皮葺2層は言われてみればそう見える。国指定重要文化財だ。
松尾芭蕉もその健脚ぶりから忍者説もあるようで、やはり伊賀市は忍者の町である。
公園内をしばらく進むと伊賀上野城の高石垣が望める地点にさしかかる。
以前にも書いたがANA・JAL株主優待券販売日記ではあまりお城を取り上げることはないが、日本有数の高石垣の一つらしいので是非ご紹介したいと思った。
石垣を眺めていると忍者が這い上がる姿が目に浮かんでくるようである。
この見事な石垣の城を築城したのは藤堂高虎!
築城の名人で各地に高虎がかかわったお城があるが、築城だけではなく以前取り上げた日光東照宮の造営にも関わっている。
→ANA・JAL株主優待券販売日記『日光はすごいですね!!』はこちら
少し戻り石の階段を登ると伊賀上野城の全容が現れた。城からは伊賀上野の街並みを眼下に望むことができ、高層建築物が少なく城下町らしい風情を感じることができる。
落ち着いた街並みでゆっくりと
再び忍者市駅(上野市駅)へ。
駅前に新天地商店街と書かれた古そうなアーケード街がある。
ANA・JAL株主優待券販売日記好みの風景だ!
細い鉄柱でアーケードが支えられており、やや狭い通路には改築されたカフェや雑貨などを扱う店や古くからの商店などが混在している。新天地商店街を出て東西に延びる通りが本町通り(大和街道)。
古い家並みもあれば改築されている民家もあり、街並みがわざと保存されているものではない。
そのほうが自然でありANA・JAL株主優待券販売日記的には好感がもてる。
ただ、城下町全域には有形文化財の家屋も数多くある。
当サイトの格安ANA・JAL株主優待券を御利用の皆様におみやげとしてご紹介したいのが、一つ北の筋にお店がある伊賀銘菓「かたやき」。
木造建屋の引き戸を開くと古くから使われているような道具があり、2人が製造に励んでいた。
一袋10個入350円。
その名のごとく本当にかたい。
普通に噛むことは容易ではないので食べ方を聞いてみた。
かたやき2つを当てて割って食すのだそうだ。袋をよく見ると消費期限がこの日から5か月ほどある。保存食だ。
今はどこの観光地にいっても「〇〇パイ」「××行ってきました」のようなどこで製造されたのか分からにようなお土産が並べられているが、「かたやき」のようなものが地味ではあるが本当のお土産と呼ぶにふさわしような気がする。
続いて南を向いて散策。
だんだんと低層木造建築物がほとんどとなったところを東へ進むと左手に一乃湯が現れる。
古い筒型の郵便ポスト(稼働していない)がレトロ感を演出しているがそれがなくても十分に重厚感ある木造建造物(国登録有形文化財)で古めかしさと風格を感じる。
門の上のネオン管の文字もいい味を出している。
番台で料金(銭湯の代金)を払い脱衣場に進み見上げると欄間があり天井には大きな3枚ばねの囲いのない扇風機。
この時のバックミュージックは石田あゆみのブルーライトヨコハマ。
1970年の万博ガイドを番台近くに展示していた。
これらの図書はもともと家にあったものやお客さんからもらったものらしい。
当サイト販売の格安ANA・JAL株主優待券を御利用の皆様にも多い昭和世代が十分に楽しめる銭湯であった。
再び東に進み現在のメインストリート、銀座通りを横切りしばらく行くと寺町通りにさしかかる。
北上すると両側に白壁が続き目を引く。
区画の広い敷地の寺院が連なる。
伊賀上野城を守るために設置されたらしい。
以前京都の寺町でも取り上げたがお寺というのは防衛設備も兼ねていたようだ。
→京都の寺町通りをご紹介したブログ『超オススメ!歩くのにオモシロイこの通り』はこちら
→お寺が防衛設備であることについて触れたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
寺町を抜け東に広小路駅横の踏切を渡る。このあたりも古くからの商店街の雰囲気がある。
北へ折れると松尾芭蕉の生家があるが、工事中だった。
はす向かいあたりに「芭蕉ビル」があり、そこには放課後等デイサービス「よいこのお家ばしょう」があった。
芭蕉は尊敬されている存在である。
夕刻、薄暗くなってきた。見上げると伊賀上野城がライトアップされていた。
格安ANA・JAL株主優待券販売を御利用の皆様にはライトアップも楽しめる夕暮れに訪ねることをお勧めしたい。
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