2020年8月22日

お盆終了後の優待券の状況は?

お盆明け

お盆明けの様子

様子は

お盆が終わって1週間近く経過しましたがいかがおすごしでしょうか?
ANA・JAL株主優待券の格安即納販売で貢献する「ANA・JAL株主優待即納サービス」です。
お盆前とお盆休みの間とは少し違う雰囲気がANA・JAL株主優待券の販売市場では感じられます。
お盆前の状況『安くなっていますが今後は?』はこちら

7月下旬以降は、とにかくどこかが値下げすれば他も値下げをするといったプチパニック的な流れでしたが、ここにきて冷静にANA・JAL株主優待券の価格を付け始めているような感じがします。
それは買取りも販売もどちらもです。
販売に関してはお盆休みが終わってから、ANA・JAL株主優待券の現物はかなりの低空飛行やや上向きといった感じですが、番号販売についてはペースが回復してきています。
それも以前ブログで書いた復活の手ごたえよりは地味ですが確実な感じがします。
以前に復活の兆しを取り上げたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
トータルで考えると少しは増えてきているようで、こういった状況が価格の冷静さにつながっているのではないでしょうか?
この数日を見てみると価格は底堅さからやや反転しているような感じです。
この状態から考えると短期的にはANA・JAL株主優待券番号の販売価格はややアップする可能性が高くなってきました。
ただし、あくまでも短期的に見ればの話です。

販売価格アップの可能性

アップ

 

理由はいくつかあります。
1つ目は、毎年のANA・JAL株主優待券の価格変動の傾向をみると8月後半から9月にかけては、基本的に価格が上昇することが多い時期ということです。
今年はコロナの影響がありANA・JAL優待券の販売価格の季節変動データについては、通常の年よりは信頼性が落ちますがそれでも上がりやすい条件の1つであることは間違いありません。

2つ目は7月下旬から急激に価格が下がったことに対する調整又は反発が起こりやすい状況になっていることです。
毎年お盆前にANA・JAL株主優待券は価格が下がることが多く、過去3年間はすべて価格が下落しています。
ただ今年に関しては下げ幅が非常に大きく、コロナの影響があったことを考慮に入れても下げ過ぎたと感じる方も多いと思います。
実際に下げ過ぎ感が漂っているからでしょうか、この価格での入荷量は非常に少なくなってきています。
今は販売とのバランスがまだ取れていますが、この先のことを考えると在庫が心もとなくなってきていることも事実で、少し買取価格を上げても仕入を増やしたいとの動きも出てきそうです。

3つ目はビジネス利用がやや増えてきている感触があることです。
企業出張全般で見てみるとまだまだ復活したというにはほど遠い状況ですが、一部では動き出しています。
個人的な感触ですが、最悪の状況で自粛の真っただ中であった4~5月に比べると上向いていることは確かで、1.5倍くらいには出張が増えているような感じがします。
もともと8月はお盆休みや昔からニッパチと言うように商売の盛り上がりにくい時期でもあり、例年でも出張はやや少ない傾向です。
それに比べて4月は新年度ということもあり人の移動はまずまずあるので、それと比べて増えているのであれば悪くはない状況かもしれません。
株優はビジネス顧客の利用が多いので、この影響でANA・JAL株主優待券の販売価格には上昇圧力が発生してくるかもしれません。

4つ目はコロナの第二のピークは越えたのではないかとの報道がとりあえずは出てきたことです。
地域的にはまだまだばらつきはありますが、拡大を続けているという状況だけは脱したような感じがします。
特に首都圏が落ち着きを見せ始めたことで、気持ち的には少し動きやすい状況が出てきたのではないかと思います。

5つ目は9月に4連休があることです。
月曜日が祝日になることが多い3連休はたくさんありますが、今年は4連休が2回ありました。GW以外は3連休までしかないことも多く、4連休となるとイベント感がまったく違ってきます。
今年はゴールデンウィークもお盆もまったく動けなかった人も多く、もしかすると4連休にはそこそこ人の移動が見込めるかもしれません。

追記
9月になり予約が増えてきています。
詳しくは販売ブログ『予約が増えてきた』をご覧ください。

最後にコロナの状況もありぎりぎりまで予定を決めない方が増えていることです。
ホテルパックやツアーは申込期限があったり、予定を取りやめたりするとキャンセル費用がかかってきます。
JALやANAの正規割引運賃は特別対応でキャンセルがかからないものが大半ですが、まだまだ認知されていません。
そこで直前にANA・JAL株主優待券、特に番号通知販売を利用されている方が増えています。

見極めが大切

見極め

 

ANA・JAL株主優待であったり、ANA・JAL株主優待番号販売の価格がお盆明け以降は底をうって反転しているのは、このような条件が重なっているからではないかと思います。
本当であればこれだけ条件が重なればもっと大胆に反転してもおかしくないのですが、そこは根本的に不安定な要素も多いので戸惑いながらの反転になっているのではないかと思います。

これからANA・JAL株主優待番号の割引でチケットを購入を予定されているのであれば、直近8月中であれば早い方が安い可能性が強いと思います。
逆に9月以降の搭乗であれば、まだまだ不確定要素が多く、先に上げた要因の1つ又は2つが崩れただけでANA・JAL株主優待券の価格は安くなっていく可能性が十分あると思います。
いずれにしてもかなり微妙なバランスの上に成り立っている価格ではありますが、急騰することは考えづらいので、搭乗間際まで見極めるのが一番安全だと思います。

 

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