2020年8月3日

安くなっていますが今後は?

安く

安くなり始めています

変わる

 

いつもANA・JAL株主優待券格安販売の当サイトをご覧いただきありがとうございます。
7月30日あたりからANA・JAL株主優待券番号の販売価格が安くなり始めています。
買取価格はもう1~2日程早く値下がりし始めており、これを受けて販売価格も下がり始めました。
その後は続落しており、先日このコーナーでも書いたような価格の値下がり連鎖が起きているような状況です。
先日のブログはこちら
ANA・JAL株主優待券の販売状況は、4~6月始めと比べると、「ANA・JAL株主優待即納サービス」サイトでの番号販売・店頭での現物販売共に多いのですが、この1カ月で見ると少しづつ減ってきているのは間違いありません。
4~6月と比べるとANA・JAL株主優待券の販売量が確保できているというのも理由がわかりません。
今一番影響を受けるのは新型コロナウィルスがどうなるかです。
東京と首都圏から関西・中部・九州・沖縄と感染拡大傾向が続いていますが、以前の自粛期間との違いは重症者や亡くなられる方がまだあまり多くなっていないことです。
一方ゴールデンウィークと比べると減便状況は以前ほど厳しくないので、一定の需要はあるものと考えています。
ちなみにGWの状況は以下の通りです。

以上をまとめると
・需要は以前ほどは悪くはないが、徐々に減ってきている
・状況は徐々に悪くなっている
・飛行機を利用する人はコロナの環境に慣れてきている
なだ様々要素がありますが、それが今の価格にどう影響しているのかとなるとかなり難しくなってきています。

なぜ続落しているの??

下落

 

その中で今ANA・JAL株主優待券番号の販売価格が続落している原因は、大きく分けて3つあると考えています。

1つ目はお盆休みがだんだんと近づいており、在庫を抱えて長期休み期間に突入したくないという、こちら側の気持ちの問題です。
この時期は年間でも有数の多客期ですが、飛行機利用の方の予約はもうすでに終わっています。
ANAやJALの株主優待番号の場合は確かに直前になって購入される方もいますが、ボリューム的には7月中旬までに購入される方が多く今はどちらかといえば静かな時期です。
実は昨年の同じ時期のブログでもこのことを書いており、法則とまでは言えませんかなり予測される変動です。
昨年同時期の販売ブログはこちら
実はANA・JAL株主優待券を実際に保有されている株主の皆様の中には誤解されている方がいて、お盆のような連休が近づくほど需要がでてきて価格が高くなると考えて今頃の時期に売却のアクションを起こされることも多く、そのこともあり在庫が膨らみやすい時期でもあります。
それに加えてお盆休みになるとお休みされるショップも多く、一層ANA・JAL優待券の販売量が落ちるのでこの時期自体は安くなる時期です。
実は反対にお盆休みが終わってからの8月終わり頃から価格が上昇に転じることも多く、そのことは以前のこちらの販売ブログでもご紹介しました。
それと買取でも長期休暇中は郵便の受取は行っていても、中身の検品や数量の確認は休み明けになることが多く、休み中に予想以上のANA・JAL株主優待券が貯まってしまうことも警戒します。
更に休み中に何かアクシデントが起こっても、その情報の伝わりが遅かったり対処がワンテンポ遅れたりして、状況に即応できないこともリスクとして考えなければなりません。
特に今年は新型コロナの影響もあります。
新型コロナにはお盆も正月も関係ないので、例年より休み中のアクシデントはどこも警戒しているのではないでしょうか?
そういったことでお盆前、それも特に今年は在庫を減らすためにANA・JAL株主優待券は買取り・販売ともに価格を安く設定するタイミングが早まっているような気がします。

2つ目は在庫がだぶついてきていることです。
ここで言う在庫はチケットショップやANA・JAL株主優待券の販売サイトにある在庫のことではありません。
使われずに残っているANA・JAL株主優待券すべてで、お店にある在庫やまだ株主の方が手元に持っているものも含めてです。
価格が安いのでANA・JAL株主優待券を売られる方も少なく、店舗やサイトが持っている在庫は今までそれほどだぶついていたわけではないと思います。
その為まだ仕入れても大丈夫と思っているところもあったようですが、これから入荷するかもしれないANA・JAL株主優待券が大量に控えているわけで、注意が必要だと考え始めています。
今はANA・JAL株主優待券をお持ちの方も、この価格では納得して売却できる価格ではないでしょうし、有効期限もまだまだあるので余裕があるのだと思います。
それが、いつのタイミングかはわかりませんがコロナの状況下ではこの価格を受け入れなくてはと思いはじめ、同時に有効期限が頭をかすめると売却される方が増えてくると思われます。
それがいつ来てもおかしくないというか、日々近づいていることは間違いないので、ANA・JAL優待券の買取・販売価格共に続落しやすい条件が整ってきています。

3つ目は今後の需要の不透明感が日々増していることです。
当然原因は新型コロナです。
少し前にブログで取り上げた航空会社の運行見通し変更される可能性がかなりあります。
運行見通しを取り上げたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
ANA・JAL株主優待券は販売も買取りも、有効期限直前の場合を除くと最安値を更新中です。
またANAとJALの価格が逆転して、JAL株主優待券の方が安くなっています。
売上数もサイトやお店によって違うでしょうが、この価格でも例年の半分以下です。
何もかも異例続きの未経験だらけで、先を読む手立てがありません。
株主優待券以外のニュースも明るい材料がほとんど出てこないので、展望が見えなくなってきています。
それがベースにあるのでどうしても消極的な価格を付けることになってしまっているようです。
今のこの状況であれば仕入を増やそうと思えばいつでも簡単に増やせるので、今価格を落として入荷が減ってもあまり困らないという心理もかなり強く働いています。

ANA・JAL株主優待券の販売価格の見通しについては、以上のような理由から当面は上がる要素はほとんどないと考えています。
昨日も日曜日にも関わらず、ANA・JAL株主優待券の販売価格を変更(下げる)するところもあり、弱気であることは間違いなさそうです。
ちなみに通常は日曜日は価格の決定権を持つような役職者の方がお休みを取られていることが多いこともあって、あまり価格の変動が起こらないことが多い日です。
一度データを取ったことがありますが、日曜日はまったく価格が動かないサイトが8割で残りの2割は変更されることもありますが、それも極々稀です。
そういった日に価格を下げるということは単純に弱気ということだけではなく、ある程度緊急性を感じているからだと考えるのが妥当です。
やはりもう間もなく始まるお盆休み(=長期連休)に備えてここで在庫が増えることに対しては、大きなリスク要因としてとらえているのではないでしょうか?
当面は事態が変わるような新たな材料が出てくることはないと思われます。
新たな材料が出てこないようであれば、お盆前後にかけてはこの状況がしばらく続くと考えるのが妥当ではないでしょうか?。

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