株主優待券販売日記
2022年3月9日
考え方に開きが・・・
「ANA・JAL優待券が安い!」と言っていただけるよう本日も努力する即納サービスです!
最近ANA・JAL株主優待券販売日記にあまり価格動向のことなどを書いていませんでした。
振り返ってみるると昨年12月16日以来です。
→2021年12月16日のANA・JAL株主優待券販売日記『これだけ差が開くとは!』はこちら
今回は久しぶりに現状の価格について書いてみようと思います。
→本日のANA・JAL株主優待券の価格はこちら
ここのところ格安ANA・JAL株主優待券の販売価格について書かなかったのは材料がなかったわけではありません。
その話題をいつ書くべきかタイミングを見計らっている間に時間が経ってしまったというの本当のところです。
今回ブログに書きたかったのは格安ANA・JAL株主優待券の販売よりも買取りの場面についてです。
買取価格の状況
実は1月下旬当たりから5月末までのANA株主優待券の買取価格が下がってきています。
現在5月末までのANA株主優待券は延長されて有効期限が5月31日になったものと元々5月末までの二種類あります。
このどちらもが下がって割安になっています。
実はこの価格がいつもと違いイレギュラーな動きをしています。
まず例年なら有効期限が近くなった優待券とまだまだ使える優待券に明らかな価格差が出てくるのは、もう少し先の話です。
有効期限の2か月くらい前から徐々に差が開いてくるもので、普通この時期は50~100円差があるかどうかです。
実際にJAL株主優待券は現状その程度の価格差です。
ところがANA株主優待券の価格については、明らかに1月半以上早く差がつき始めています。
もう通常と違うのは本来は買取価格が下がると販売価格も少し時間差があっても下がってくるものですが、今回はあまり5月末までのANA株主優待券の販売価格は下がっていません。
この2つのことをどのタイミングでANA・JAL株主優待券販売日記に書くか考えているうちに時間が経ってしまったというわけです。
なぜこのようなイレギュラーなことになっているかを推測も含めて書いていきます。
なぜこのような状況に?
まずANA株主優待券の買取価格がいつもより早く下がり始めた理由については比較的容易に推測ができます。
それはこういう社会状況になってから4回続けてあった有効期限の延長措置が未だ発表になっていないからです。
初回こそ前例がないためか期限切れのほぼ1月前の公式発表でしたが、それ以降はかなり余裕をもって情報が公開されておりました。
ちなみに本来の有効期限が2021年11月30日のANA株主優待券の延長が発表されたのは、期限の半年近く前の6月上旬でしたがそのことを取り上げた販売日記でも「ようやく発表になった」という表現をしているくらいです。
→前回の期限延長をお伝えした販売日記『ANAの延長がやっと発表に』はこちら
そういった以前の事例からすると今回は明らかに発表が遅く、そのことから1月半ばくらいから今回は延長がないのではないかという言葉を耳にするようになってきています。
当然ですがこのように考える人は有効期限である5月31日が近づけば近づくほど多くなってくるはずです。
また漠然と意識していた人も徐々にその可能性を高く感じるようになります。
もし延長がなければ5月末には2種類の格安ANA株主優待券が期限切れを迎えることになり、ただでさえ減便や移動を控えるなどで未使用の優待券が大量に紙切れになってしまうことになります。
当然その前に価格が大幅下落するはずですから、その前段階として早めに対応しようとする動きがあって、時期的に早い段階で価格が落ち始めているのではないかと思います。
もう1つのANA株主優待券の買取は安くなっているのに販売価格はそこまで落ちていないことについては、もう少し複雑でわかりにくいかもしれません。
一言で言ってしまうと期限延長の可能性への考え方に開きがあるのではないかということです。
私どものように仕入をする立場だと、延長なしで大量に不良在庫を抱える可能性を最大限に考えます。
一方で売却される側の一般の株主的な立場の方々は、私どもよりは希望的観測でもう少し様子を見てみよう的に構えられているような方もいらっしゃるような気がします。
実際に何人かの方々からは「減便しておいて有効期限が延長されないとなったら、相当株主からの反発があるので何か手は打ってくるだろう」というような楽観的な意見も耳にします。
そういえば振り返ると初めて減便のことを取り上げたANA・JAL株主優待券販売日記『かつてなかった減便』を書いてから2年経ちます。
その後減便と期限延長を繰り返していたので、恐らくまだまだ延長の可能性ありと考えられている方が多いようで、延長になればまた価格が上昇することもあると踏んでおられるようです。
そういった背景もあって1月下旬以降に価格が落ち始めると、買取希望のお客様がめっきり減ってしまいました。
買取り価格は下がっていますが現状ストックしている在庫は以前のもう少し高い時期に仕入れたものが大半という状況です。
その為、5月末までの格安ANA株主優待番号通知の販売価格自体は買取価格と連動した下げには至っていません。
今後についてはまだわかりませんが、延長の発表がない限りは徐々に今の下がった価格を妥当とする方が優勢になってくるのではないかと思います。
事実3月なってからはやや流れが変わってきたような感じがします。
当サイトの格安ANA・JAL株主優待券販売でも期限が短いANAの価格は期待が持てそうだと思います。
追記
ANA株主優待券の期限延長がその後発表になり一時的に相場も混乱していました。
その後、再度落ち着きを取り戻して4月中旬の状況をブログにまとめました。
→4月中旬の状況をまとめたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
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