2019年6月5日

株主優待券の価格が変動する理由

変動する理由

価格の変動幅は結構大きいのです

変動する理由

いつもANA全日空株主優待番号とJAL日本航空株主優待番号のご購入ありがとうございます。
ANA・JAL株主優待券は購入価格の変動が激しい商品です。
適正価格的なものがどう構成されるかについては以前にも書きましたので、ぜひそちらもご覧ください。
適正価格についてのブログ記事はこちら
過去の価格の幅を見るとANAでは最も安かった時が3,500円位、最も高かった時は6,000円位で購入された方もいらっしゃると思います。
これは年単位の変動幅なので、今年はそこまでの変動はないと思いますが、これからしばらく後の時期になるとその年の中では一番高い販売価格の時期になることが多いのでご注意ください。

昨年の例ですと7月最終週から8月上旬に1度目のピークを迎え、そのあと1度落ち着いた後9月の半ばに再度ピークを迎えています。
その後はANA・JALともしばらくは安い時期になることが多いパターンです。
多少の時期的なずれはありますが、このパターンは結構ございます。
それには理由があります。
すべての理由を把握しているわけではありませんが、ANA株主優待券(全日空株主優待券)・JAL株主優待券(日本航空株主優待券)のメール通知販売を専門に取り扱っているサイトとしては、いくつかの原因を上げることはできます。

需要と供給のバランスで価格が動きます

需給のバランス

根本的にANA・JAL株主優待券の価格が何で決まるかといえば、需要と供給の関係です。
それ以外にも我々のようなサイト運営業者やチケットショップの思惑等もあるかとは思いますが、株主優待券はANA・JALを合わせると年間何百万枚も発行されますので、少数の事業者の思いや行動だけでは価格には微々たる影響しか与えません。
やはりその年の価格のピークを決めるのに影響を与えるのは需要と供給の変化だと思います。
毎年5月と11月に翌月から利用開始の株主優待券がANAとJALから発行されます。
この発行された直後が、その半年間の中で株主の方々の手元に保管されているものやチケットショップに在庫されているものの合計である市中在庫が一番多い時期になります。

チケットショップや我々販売サイトには、株主優待券が発行されてから少し経ったタイミングの5月、大体6月上旬にはかなりの量が入荷します。
この時点が販売する側としては最も在庫が多い時期で、更にこの時点では株主の方々の手元にもまだまだ株主優待券が豊富にあり、店舗への供給体制も整っている状態です。
例えるならダムの水がいっぱいの状態で、さらにそのダムに流れ込む川も水量が多く、ダムに水をまだまだ供給できるような状態です。

飛行機の需要が多くなるのが夏休みです。
ビジネスの利用は年間を通してある程度は安定していますが、個人のそれも旅行となってくると時期がある程度集中します。
やはりお盆中心の夏休み、年末年始、春休み、ゴールデンウィークです。

その中でまず株主優待券が発行されてから最初にくる販売需要期が夏休みです。
お盆を中心とした夏休みの予約は6月上旬から増え始め、8月上旬くらいまで続きます。
販売側としてはこの期間にもANA・JAL株主優待券を継続して仕入ますが、どうしても在庫をある程度消費していくようになります。
仕入の勢いも、5月に発行されてから6月上旬までよりは衰えてきます。
先ほどのダムの例ですと、ダム湖の水位が少しづつ減ってくるのですが、上流に雨が降るわけでもなく川の水量もすこしづつ減ってきているような状況です。
そこでダムの水位を回復させるか、あるいは維持する必要が出てきます。
ダムであれば水位を保つのに放水する水を減らすか、雨を期待する(川の水量が増える)かになります。
株主優待券の場合は販売を止めたり減らすと売り上げが減ることになるので、入荷を増やすように努力するようになります。
入荷を増やすためには、魅力的な買取価格、つまりANA・JAL株主優待券をお持ちの方が、この価格ならこのお店やサイトに売却してもいいと思う価格を付けます。
つまり買取価格を上げて他店と差別化を図る方向に持っていきます。
これが、大体毎年の7月の動きです。

その後、夏休み需要が落ち着き始めると入荷量は急変はしないので在庫量がまた増えはじめます。
一定量以上の在庫を確保する必要はないので、今度は入荷を減らすような価格を設定することになります。
つまり買取り価格をさげます。
この買取価格を下げる行為が8月上旬位から始まるので、この時期は弱気な買取り価格なりやすくなります。
つまり一時的にJAL・ANA優待券が安いタイミングです。
更に8月下旬になると、買取価格を下げた反動に加えて、供給元の株主の方々が保有する優待券の数も6月頃に比べると減ってくるので、相乗効果で入荷が減ってきます。
需要については実は9~10月は夏休みや年末年始程派手ではありませんが、かなり多くなります。
ANAやJALのプレスリリースでもこの時期は、年間の中では3~4番目に旅客数の多い月です。
そこに在庫・入荷共に減ってくるので、ここで再度買取価格を上げることで、サイトやチケットショップは自店への入荷量のアップを図ることになります。

こういったことで上期の価格変動が時期的に似たような月に上下することになります。
毎年どうなるかは、時期ずれはありますが今年もこのANA全日空株主優待番号通知・JAL日本航空株主優待番号通知サイト「ANA・JAL株主優待即納サービス」の価格も上がりやすい状況になってきていることは確かです。
その為、この時期は予定が決まればできるだけ早めの優待券の確保をオススメいたします。
今回のような記事を書きますと今後の価格変動について個別のお問合せをいただくことがあります。
個別に価格動向をお答えすることは出来ませんのでご了承ください。
そのあたりの事情についてはブログ記事『価格の質問はつらいです・・・』をご覧ください。

直前の購入でもANA・JAL航空券を割引格安で利用できる、当サイトの便利なメール通知販売ご活用ください。

追記
2019年7月3日現在の価格動向はこちらのブログをご覧ください。

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