2021年10月1日

是非もう1度出会いたい!!

忘れられない味

学生のころから国内のいろいろなところを訪ね歩き、社会人になってからも少し休みがあると全国を旅していましたが、やはり楽しみの1つは食事でした。
その中で印象に残っているものや、それ以降も病みつきになってしまった食べ物を今までこのANA・JAL株主優待券販売日記でとりあげてきました。
例えば以前ブログで取り上げた滋賀県長浜市の「焼鯖素麺」などは思い出すだけでよだれが出てきます。
「焼鯖素麺」を取り上げたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
中にはご紹介できないままになっているものがあります。
今後ご紹介する予定などで残してあるモノもありますが、中には今となってはどのお店に行けば食べられるのかが分からなくなってしまったものもあります。
お店の名前だけであれば忘れてしまってもネットで探せばたどり着けることも多いと思いますが、普通はあまりお店で出さないものであったり、そのお店のオリジナルであったものがお店自体がなくなってしまって幻のようになったものもあります。
今回のANA・JAL株主優待券販売日記はそういった印象にはすごく残っているけれど、今はなかなか出会えないものを記事にしたいと思いますので、もし読まれて今でも食べれるところやヒントがあれば是非ご連絡をお願いします。

これが忘れられない

忘れられない

まずは北海道から「スケトウダラの干物」!
もう今から30年近く前の話です。
まだANA・JAL株主優待券の販売に携わるどころかその存在も知らなかったころに行った北海道旅行の時のことです。
社会人にはなっていましたが、たまたま年末年始以外の冬期に訪れた道東の浜中町の民宿「わたなべ」で食べた「スケトウダラの干物」が忘れられません。
浜中町という町をご存じない方も多いかもしれませんが、自然豊かなすばらしいところでPR動画を見つけましたのでご紹介しておきます。

スケトウダラと言えばまず思い浮かぶのはタラコや明太子などの魚卵。
身肉というと棒鱈というものがあり関西方面で食べられるていることは聞いていましたが、それは真鱈でスケトウダラとは違うようでしかも今に至るまで見たことも食べたこともありません。
民宿「わたなべ」さんは代替わりして今でも営業されていているようなので、若しかしたら行けば食べられるのかもしれませんが・・・
「わたなべ」さんは今も美味しいサカナが食べられる民宿として評価が高いようですが、当時も驚くほどの質と量でした。
北海道の民宿は魚介類のボリュームたっぷりというところがいくつもありますが、ANA・JAL株主優待券販売日記的には以前ご紹介したサロマ湖畔の「船長の家」と当時の「わたなべ」さんは双璧ではなかったかと思います。
「船長の家」の紹介記事はこちら
「スケトウダラの干物」は夕食に出てくわけではなく、食後に親父さんとのお酒と語らいの場で提供されました。
部屋に干してあった「スケトウダラ」をおもむろにストーブにのせて軽く焙った程度ですが、これが絶品です。
ボリュームのある食事でお腹いっぱいのはずが、とまりません。
一夜干しでは無くもっと固く干してあるのにその身はホクホクで、味は一言でいえば塩の味しかしませんが、それがすごく奥深い塩味!
その後、札幌などのお土産屋さんで見つけて購入したこともありますが、比較になるようなレベルの物には一度も出会えていません。
マヨネーズなどで食べればそれなりにイケルのですが、ANA・JAL株主優待券販売日記的にはダイヤモンドと石炭ほどの違いを感じるほどです。
もしあの味に再度出会えるなら、その為だけに北海道に行ってもいいと思えるほどの思い出です。

もう一度食べたい

食べたい

次にANA・JAL株主優待券販売日記がもう一度出会いたい幻の食べ物は、岐阜県の美濃地方でいただいた「つぎ汁」!
見た目は超シンプルなすまし汁で、具材はさいの目に細かく切った豆腐のみです。
もし写真メニューがあってもまず注文しないビジュアルです。
「つぎ汁」を食べたのは明宝地区と言われているところで、スキー場の近くです。
たまたま愛知県の友人のところに遊びに行っており、雪が降ったこともありスキーをしに行きました。
今なら高速で日帰りでしょうが、当時は岐阜県の山間部には高速が通っていなかったので1泊することに。
その民宿で出てきたのが「つぎ汁」です・
鉄鍋に蓋をしたものが1グループに1つづつ提供されたので、てっきり鍋物かと思っていましたが中を見てびっくり。
細かい豆腐しか入っていないのに仰々しい出し方だというのが第一印象です。

一口食べて驚いたのはその甘さ。
食事の汁物としてはそれまで経験したことがないほどの甘めです。
でもそれを追いかけて、良いお出汁とピリッとした辛みがものすごくマッチしていました。
辛みはこの地方で獲れる唐辛子を乾煎りしたもの。
出汁は煮干し・干しシイタケ・昆布など。
それを醤油と少し多めの砂糖で味を調えただけです。
シンプルすぎるほどシンプルで、珍しいところは何一つないものですがあまりに美味しいので女将さんに作り方を思わず聞いてしまいました。
作り方もいたってシンプルですが、その宿の女将さんいわく「山の中で昔は食材も余りない土地柄なので、大切な人をもてなすときに当時は山の中では貴重だった煮干しや昆布を使い、高級品だった砂糖を少し贅沢に使った「つぎ汁」を出すようになったのではないかとのこと。

今はA5等級の肉やブランド魚・海の深場にしかいないカニなど、どこにいてもなんでも手に入る時代ですが、あらためてシンプルなものでも組み合わせ次第でそれを超えるものに出会えることを発見した旅でした。
最近は提供するお店もあるようですが、このもてなしの気持ちのこもった「つぎ汁」をもう一度食べたいな!

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