株主優待券販売日記
2020年11月28日
格安ANA・JAL株主優待券の三連休後の値動き
格安ANA・JAL株主優待券の三連休後の値動きは一段安
ANA・JAL株主優待券の格安販売で笑顔をお届けするサイト「ANA・JAL株主優待即納サービス」をご覧いただきありがとうございます。
3連休を挟んでANA・JAL株主優待番号の販売相場は1段安の状態です。
いぜんに4連休の状況をお伝えした時にはもう少し価格が上がる可能性についても触れましたが、どうもそうはなっていないような感じです。
→4連休の様子についての販売ブログはこちら
安くなった理由はいろいろありますが、まずANA・JAL共に最新の株主優待券が株主の方々の手元に行きわたり、その方たちがお売りになるのがピークに達してきたことが上げられます。
ただし、ANA・JAL優待券の最新券をお売りになるというよりは2019年12月や2020年6月に発行された、優待券の入荷がかなり目立ちます。
恐らくコロナの影響で使用されなかったANA・JAL優待券がかなり残っていることと、最新のANA・JAL株主優待券の有効期限の間には需要が回復して価格も少しは上がることを期待して、最新券は手元に置いておくようにされているのではないかと思います。
特にJAL株主優待券の最新券は有効期限が1年6カ月になったこともあり、有効期間中の状況改善を期待されているのか最新券の入荷比率は少ないような気がします。
3連休明けのANA・JAL株主優待券販売の価格が安い方向に振れている2番目の理由は、単純に売れなくなってきているからです。
11月は途中まではANA・JAL株主優待番号ともに、それなりの販売数をキープしていましたが3連休前からブレーキがかかってきています。
例年でも11月は前半集中後半失速型の月なので、当然と言えば当然ですが今年はそれに加えて感染再々拡大もブレーキの大きな要因になっています。
3番目の理由はこの3連休を挟みいろいろ悪い材料がでてきたこと、更にはそれが具体的になってきたことが上げられます。
まず新型コロナが全国的に拡大傾向で、一部では医療崩壊などの非常に恐怖感を伴う言葉がでてきたこと。
更に感染拡大を受けて「GoTOトラベル」の一部適用除外が検討から大阪・札幌での実施になったこと。
「GoToトラベル」自体はANA・JAL株主優待番号の格安販売とは直接は関係ありません。
関係ありませんが、気持ち的にはかなり冷え込むを呼ぶ引き金になってきています。
現時点での直接の影響は軽微でも、これから先の方向性が示されたように感じる方も多く、先行きの不安感による影響はかなり大きなものがあります。
いつまで安値が続くのか
格安ANA・JAL株主優待番号の販売価格が今のような状態はいつまで続くのでしょうか?
ご利用される方や購入を検討されている方にとっては、このANA・JAL株主優待券の格安状態が長くつづいてほしいと希望されていることだと思います。
100~200円程度の調整による価格の上下は別として、今の安値状態は少なくとも1月いっぱいは続くのではないかと考えています。
その理由は年末年始を除くと、これから3月上旬までは飛行機の搭乗者が少ない時期が続きます。
その為、3月の予約が本格化する2月になるまでは毎年あまりANA・JAL株主優待券の販売価格が上がらないことがデータ的にはっきりしています。
その例年の傾向に加えて新型コロナの需要低迷が重しになるので、それまでに価格が上がり始めるということは非常に可能性としては少ないものと思われます。
例年ならANA・JAL株主優待券価格が上昇することが多い2月になっても、新型コロナの状況が劇的に改善するのはあったとしてももう少し先のような気もします。
それに今回は大量に売れ残っている延長されて2020年5月31日で有効期限が切れるANA・JAL株主優待券があります。
昨年までなら有効期限前の優待券の値崩れは、早くても4月中旬で本格的にはGW頃からでした。
それが今年は大量に売れ残っていることで、かなり前倒しで値崩れが始まるのではないかと思います。
このことから、2月になっても価格が上がってくるという警戒についても今の状況では考える必要がないようにも思えます。
更にJALの場合は
余談ですがJALは増資するので次回5月の株主優待券の発行量はかなり増えます。
現状株数の3割に当たる株数を公募増資するので、単純に1.3倍に発行量になるわけではありませんが、JAL株主優待券の売買価格には少なからず影響を与えるはずです。
それも今より供給量が増えるわけですから、より余剰枚数が増え価格的にはANA・JAL株主優待券の販売にとっては安い方に影響が出てくることになりそうです。
6月から有効の優待券の影響がどれかくらい前から出始めるかはわかりませんが、我々業者側からするとマイナス要因に対してはかなり敏感になっているので、恐らく次のJAL最新券の発行時期には極力在庫を減らしておこうと思うのが普通です。
最近は価格の動き幅にも変化が
最近はANA・JAL株主優待券の格安販売にしても買取りにしても、価格が変わるときの単位も変わってきています。
今までは100円単位か細かくても50円単位で動いていましたが、最近になって50円単位は当たり前で10円単位で価格を調整するところが増え始めています。
以前に比べてANA・JAL株主優待券の価格が低くなっているので当然なのでしょうが、かなり価格に神経質になってきているようです。
少し話はそれてしまいましたが、ANA・JAL株主優待番号をご利用される方々としては、価格が急に上がる要素はほとんど見当たりませんし、価格も10円や20円の単位で変化するだけですので、今の予定が決まりにく状況では、本当に直前の購入が一番いいのかもしれません。
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