株主優待券販売日記
2019年8月2日
格安ANA・JAL優待券その後の販売価格について!
ANA・JAL株主優待券、あれから1カ月経ちましたが・・
本日もANA・JAL株主優待券の格安販売情報をお伝えしてまいります。
前回、ANA・JAL株主優待券の購入価格が高騰するのではないかと心配されているお客様がいることをこのブログで取り上げました。
それから1カ月が経ちましたのでその後の動きを追ってみたいと思います。
まず、前回書いた概要です。
昨年は秋にANA株主優待券・JAL株主優待券共に購入価格が高騰しました。
特に格安ANA・JAL優待券をたくさん使用される企業のお客様などから、今年も同じように高くなるのであればまだ安い間に購入しておいた方がいいのではないかと心配されています。
昨年は春先にかなり安い価格だったので、格安ANA・JAL株主優待券を購入してもメリットがある路線がかなり多くありました。
その為、ANA・JAL株主優待券の販売が順調で数多くが売れたことで在庫が少なくなり、その補充の為に各販売サイト競争するように価格を上げたことが高騰につながりました。
今年は元々の販売価格が昨年より高いので、それほど販売が伸びておらず昨年のような仕入競争は起きていません。
また昨年の販売値の動きを見て転売目的で春先に仕入れた方からは、そろそろ手じまいにしようと動きも出てきています。
その為、昨年のように格安ANA・JAL株主優待券の販売金額が秋に高騰するような事態は非常に考えづらい状況です。
以上が1か月前にこのブログで書いた内容ですが、この1カ月でどうなっているでしょうか?
その前にこの1か月間のANA・JAL株主優待券の販売価格に影響がありそうな出来事やニュースをお伝えしておきます。
販売価格につては当初は予定していなかったアクシデント的な出来事で動きだすことも多いものです。
まず台風5号が発生し多少ですが航空機運用に支障がありました。
→台風5号の影響のニュースはこちらをご覧ください。
台風の直接の影響は一部地域に限られていて、それほど大きなものではありませんでした。
実際の影響とは別に航空会社が欠航や他の便への手数料無料での変更等の特別処置が発表される前に、先手を打って自腹で予定を前倒ししたりする方がかなりいます。
特に毎年のように台風が襲来する沖縄の現地の皆様は、そのような状況に手慣れていて、そういった方が直前でも割引で航空券が購入できる株主優待券をかなりの割合で利用されます。
※沖縄などの離島での台風時のご注意事項をブログにまとめました。
→ANA・JAL株主優待券ブログ『離島では特に台風にご注意!』はこちら
事実、私共のホームページでも台風が近づくと特に優待券の販売が増えます。
台風は優待券の販売にも影響が・・・
以前、一度調べてみたところやはり台風前には沖縄方面の会員様を中心として販売枚数が増加傾向であることが分かりました。
ただし全員がご住所を登録されているわけではないので正確なところはわかりませんが、傾向的には間違いなさそうです。
今回も多少ですが、私共でも台風接近の影響と考えられる販売もありましたので、全国的にはそれなりの優待券が消化されたかもしれません。
それと2020年の東京オリンピックまで1年を切ったことで、だいぶ意識が変わってきたような感じがします。
オリンピックまであと1年!
いただくご質問でも
「来年7月に使える株優はいつごろから購入できるのか?」
「オリンピック用の優待券はいつごろ購入したら安く買えますか?」
お答えできるものやそうでないものも含めて、オリパラ関係の話題が優待券市場でも活発になってきたような気がします。
この1か月の格安ANA・JAL優待券価格の動き
格安ANA・JAL株主優待券の販売価格はこの1カ月間では500円程上がっています。
では先月書いた予測が外れてきているのかというとそうではないと思います。
例年この時期はANA・JAL株主優待券の販売価格が上がりやすい時期です。
ANAやJALの搭乗実績を見てみるとお盆休みもあるので8月が最も搭乗者が多い時期です。
この最需要期の航空券の購入が7月~8月上旬にかけてなので、ANA株主優待券・JAL株主優待券の購入価格はどうしても上がりやすくなっています。
そういう意味ではこの1カ月間の販売金額の動きは想定内とまでは言いきれませんが、少なくとも予想外の展開ではありません。
でもそろそろこの最需要期の予約も終了するので、恐らくこのあたりでANA・JAL株主優待券のご購入価格も天井になるのではないかと思います。
その後、ご購入価格が落ちていくかどうかはわかりませんが、さらに上がり続ける可能性は非常に少ないのではないかと思います。
今後のANA・JAL優待券の動きは?
先日来、転売目的で春先にANA・JAL株主優待券を以前に購入して在庫を確保されていた方の売却も増えてきているような感じです。
昨日お話しした方はこの先の価格動向についてはかなり慎重にとらえられていて、これから上がったとしても200円程度で、反対に時期を逸すると500円以上下がるのではと懸念されていました。
この方の予測が的中するかどうかは別にして、ANA・JAL株主優待券の販売価格の動きに勢いがなくなってきたことは事実だと思います。
私自身も更に一段高はあっても二段上げは想像できません。
ANA・JAL株主優待券の価格は非常に動きやすい時があります。
特異日とまではピンポイントなものではありませんが、特異週くらいの感じでは存在します。
それが近々ですとこのあと1週間位の間です。
特にANA・JAL株主優待券の買取価格についてですが、これから1週間では過去数年間のデータを見ると下がる可能性が非常に高い期間です。
それには理由があります。
お盆休みが影響しているのです。
お盆休みはANA・JAL株主優待券を扱うお店や販売サイトは動いていますが、郵送買取などは動いていないところも多くあります。
連休中ということもあり方針を決定するような責任者も休んでいることが多く、この間に何かあってもどうしてもアクションがワンテンポ遅れてしまいがちになります。
この期間は何かあった時のことも考えてANA・JAL株主優待券等の価格が変動する商品は必要以上には手元に置いておきたくないものです。
その為、休みに入る少し前である今の期間は価格を押さえ入荷を減らすようにするところが多いのではないかと思います。
これは買取価格の動きですが、同時にそれに引っ張られてANA・JAL株主優待券の販売価格も下げ転換することが多くなります。
一旦買取り価格が落ち着きを見せると、ANA・JAL株主優待券を転売目的で購入された場合は利益があるうちに売却されます。
全員が一気に売却されるわけはなく、恐らく五月雨式に売られる方が出てくるのではないかと思います。
そうするとANA・JAL株主優待券の在庫が増えることになるので、更に価格は落ち着く傾向が強くなります。
以上が、今私共が考えているここしばらくのANA・JAL株主優待券のご購入価格動向のシナリオです。
シナリオ通りに動くかどうかはわかりませんが、価格が暴騰する可能性はかなり少ないのではないでしょうか?
またしばらくたったら動きを検証したいと思います。
但し、今回書きました内容はあくまで当サイトの把握している範囲でのANA・JAL株主優待券の値動き予測です。
実際の購入時期の判断につきましては、皆様でご判断いただくようにお願い申し上げます。
※「ANA・JAL優待券が安い時期はいつですか?」等の価格動向に関する質問はご遠慮ください。
詳しくはこちらのANA・JAL株主優待券販売日記『価格の質問はつらいです・・・』をご覧ください
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