株主優待券販売日記
2021年9月7日
わずかづつですが・・・
買取価格に変化有り
週末に非常にわずかですが動きがありました。
ANA・JAL株主優待券の買取価格についてです。
買取価格の相場的には変化はありませんが、11月末まで有効のANA・JAL株主優待券と12月以降も利用できる優待券の買取価格に少しですが差が出てきました。
主な買取りサイトの新旧での差額は50~100円で、把握している範囲では3日(金)の夕方以降のことです。
これは先週の金曜日のブログの最後に書いた「今後の格安ANA・JAL株主優待券の販売価格は、有効期限が短い11月末までの優待券の価格主導で落ちていく可能性が高いのではないかとも考えられます。」の始まりなのでしょうか?
→金曜日のANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
価格は落ちていくのか
実はまだそこまでとは考えていません。
8月20日のブログでは「個人的な意見ですが暦が9月に移ったころから11月末までのANA・JAL優待券の買取価格は下がりだすと思います」とは書きました。
確かに当たっているのですが、今回の動きはまだそこまでの条件がそろったことによるものではないと思います。
→8月20日のANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
以前にも、何度かANA株主優待券のみですが11月末までのモノは少し安く買取価格を設定することもありました。
ですがほとんど追随するような動きはなく、結局は新旧同じ買取りに戻すようなことに何度もなっておりました
最終的に私共がANA・JAL株主優待券の新旧券で買取価格に差を付けたのは、他のサイトの少し前の8月31日ことです。
今回の主な買取りサイトの動きで、ようやくほとんどのところが新旧券の買取り価格に差を付けることになりました。
ですが今ままでのデータを見ると、恐らく一旦はこの50~100円差でしばらくは硬直するのではないかと思っています。
買取り価格を下げた時の優待券をお持ちの方の反応は2つあります。
1つは
「今売却するよりANA・JAL優待券の価格が持ち直すまでしばらく待っておこう!」
もう1つは
「これ以上価格が下がる前に売ってしまおう」
です。
どちらの反応が多いのかはその時々ですが、それに影響を与えるのは下げ幅の大きさ・続落しているかどうか・下がった時期です。
この3つのポイントのバランスにより再上昇の期待感か更なる下げへの警戒感かのどちらかが上回れば、それによって入荷が活発化するかどうかが決まってきます。
下げたことで入荷が増えるようになれば更に価格差が出てくることになりますが、入荷が変わらないか減るようであればそれ以上は差は開かなくなることが多くなります。
まず「下げ幅の大きさ」ですが、今回は50~100円の差がついただけです。
ANA・JAL株主優待券価格は販売も買取も基本的には50円単位ですから、最新と旧券で50~100円の価格差というと最小単位です。
ですからこのポイントについては、今回の価格差にこれ以上の影響を与えるとは考えづらいのではないかと思います。
2番目の続落しているかどうかですが、一部のサイトでは2回に分けて価格を下げたところもあり、そこだけをとると続落のようにも見えますが1度で下げるべきところ2回に分けたとも言えます。
また今回の下げについては主だったところが11月末までのANA・JAL優待券の買取価格を中心に下げましたが、それに刺激されて更に周辺のサイトが下げる動きは今のところ見られません。
そのことからこの2番目のポイントでもさらに新旧の優待券の価格差がすぐに広がっていく兆候は見て取れないと思います。
3番目の時期が一番微妙です。
「まだ3か月ある」と考えるか、「もう3か月しかない」ととらえるかですが、今のところ前者の方が優勢なように思えます。
新旧優待券の価格の差は広がらない
そう考える理由ですが、この格安ANA・JAL株主優待券の販売ホームページでも以前よりは少し変わりましたが、それでも圧倒的な割合で11月末までの優待券を購入されるお客様が多数です。
また店頭での買取りについて問い合わせをされるお客様の反応も、まだまだ様子見ができる時間が残されているといった余裕を漂わている方の方が多いと感じています。
つまりどのポイントを取ってみても、感触的にまだ今の段階では新旧の優待券の価格差が連続して開いてくるような状態には至っていないように思えます。
そこで次に気になるのは、新旧の優待券の価格差が開き始める時期はいつかということです。
ズバリ一番可能性が高いのは9月20日の週ではないかと予測しています。
何度か書いていますが今年の3連休は「敬老の日」がらみが最後で、それ以降はプライベートで飛行機を利用しての旅行は現役世代にとってはかなり機会が少なくなってきます。
それに加えてこの週は秋分の日があったりして、ビジネス使用の販売もあまり期待できなくなるので、どうしても価格を下げる要因が増えてきます。
更に有効期限的にはまだ2か月以上はありますが、次の優待券が発行されるまでの期間としては2か月を切ってくる時期にもあたります。
そういった意味で今月の後半、特に20日の週あたりはANA・JAL株主優待券の価格にとって下がる要因がかなり連続して出てくることになりそうです。
その下げを先導するのが11月末までのANA・JAL優待券ということになります。
過去の格安ANA・JAL株主優待券の販売価格の推移データをみても、この時期は弱気な動きが出やすい時期でもあります。
今回の内容をまとめますと、11月末までのANA・JAL株主優待券の価格はしばらくは現状維持で、今月後半には下り坂である可能性が高いということになりそうです。
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