2023年8月18日

ANA・JAL VS 新幹線

VS

前回の販売ブログでは東海道新幹線のワゴン販売が終了することについて書きました。
記事を書いていて気付いたのですが、振り返ってみると一番旅客数が多い東海道新幹線は今までもずいぶん変化してきています。

変化し続ける新幹線

新幹線

車内設備やサービス面でいうと以前は食堂車がありましたし、飲料水も提供されていました。
一時期は2階建てや個室のある車両もありました。
今回終了するワゴン販売にしても、以前はもっと活発にひつこいくらいに車両を往復していました。
もしかしたら今も販売しているのかもしれませんが、うなぎ弁当や崎陽軒のシウマイが定番で安倍川餅やワサビ漬け等のお土産品も人気あったように思います。
そういえばミニチュアボトルで提供されるウィスキーの水割りも最近はあまり見かけなくなりました。

車内での過ごし方も以前は景色を見たり新聞雑誌を読んだりという方も多くいましたが、wi-fiやコンセントも整ってきたこともあり最近の主流はスマホで時間つぶしではないでしょうか?

しかし一番大きく変わったのがスピードアップによる時間短縮!
東京~新大阪ですと開業当初のひかりが3時間10分だったのが、今では最短2時間22分です。
さすがに3時間10分の時代にはそれほど乗ったことがなく記憶は少ないですが、その後よく利用しはじめた2時間50分と比べても驚くほどの時間短縮です。
しかも当時無かった品川駅や、ひかりも通過していた新横浜に停車していての時間短縮ですから、これらの駅を利用される方々にとっては見た目の時間以上の短縮と利便性のアップということになります。
しかも運行本数もダイヤを確認しなくても待たずに乗れるほど。
早くて便利という点では格段に進歩しています。

一方飛行機は?

一方

このように書いているとANA・JAL株主優待券の格安販売サイトの運営側としては、少なからず脅威を感じてしまいます。
ANA・JALなどの飛行機がどのように変化したのかというと、所要時間はほとんど変化なし。
京浜急行が羽田に乗り入れたり大阪モノレールが開業したりと空港へのアクセス面では良くなってはいますが、時間帯によっては離着陸の航空機の渋滞で以前より時間が読みにくくなっています。

しかし飛行機に搭乗する前の時間を見ていくといろいろ改善はされています。
以前は空港で係員のいるカウンターに並んでチェックインしていましたが、それが発券機になったことで行列はかなり解消。
さらに、チケットレスでダイレクトに保安検査場に行けるようになったことでチェックインに必要な時間がほぼゼロに。

保安検査も改善はされています。
以前ブログでも書きましたが、当サイトの格安ANA・JAL株主優待券をご利用の中にも多数おられる上級会員の方であれば、専用検査場でかなりスムーズに通過できます。
販売ブログ「JAL・ANA上級会員のすすめ」

一般の方でも羽田空港ではスマートレーンなどはずいぶん行列解消につながっているようです。
さらには格安ANA・JAL優待券のビジネスマンにの方もパソコンを取り出さずに検査が受けられる「JAL SMART SECURITY」のような進化系も出始めています。
「JAL SMART SECURITY」について

チケット購入の際の時間短縮という視点でいうと、ANA・JAL株主優待券も私共のようにネットでの格安即通知販売になりお店に立ち寄る時間が不要になりました。
しかし、新幹線でもエクスプレス予約やICカードなどの改札直行ツールがすでにあるため乗車前の短縮、これだけいろいろ積み上げても新幹線の時間短縮にはかなわないように思えます。
ANA・JAL株主優待券の格安販売サイトを運営する立場としては、何とか航空会社に有利な表現にしたいのですが時間的な比較ではなかなかむつかしいようです。

料金がお得なのは?

そんな中でANA・JALが鉄道に比べて大きく前進したことが1つあります。
それは料金面。
ANAやJALは搭乗日からどれだけ早く予約するかやキャンセル時の取り扱いなどにより複雑な料金体系になっていますので、単純な比較はできませんが以前に比べると安く乗れる手段が充実してきています。
昔であれば安く移動したいのであれば飛行機を避けるのが得策でしたが、今は飛行機の方がお手頃なお値段ということも多々あります。

飛行機で安くというとまずLCCが頭に浮かんできますが、ANA・JALでもホテルパックや早割、さらには私どもが取り扱っている格安株主優待券など、割安に搭乗できる手段がかなり増えてきました。
時間短縮の新幹線 VS 割安感が増してきたANA・JAL、
乗り物そのものの進化である新幹線 VS アクセスや割引等の進化の航空機
というのが、この30年ほどの大まかな流れなのかもしれません。

しかしそれもある程度行きつくところまで来てしまったような感じがします。
それでも日々進化している業界ですから、次にさらなる差別化を図るような進化が出てくることだと思います。

追記
当サイトででも新幹線で活用できるJR東日本とJR西日本の株主優待券の販売の準備を進めています。
9月を目指してできるだけお安く提供しますので、ご期待ください。
→お待たせしました。JR東日本とJR西日本の新幹線もお安く乗れる株主優待券の販売を開始しました。

 

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