2020年6月6日

ANA・JAL株主優待券あの時は厳しかった

つらかった

メールで即納販売のANA・JAL株主優待券サイト「ANA・JAL株主優待即納サービス」です。

ずいぶん長く、メールでANA・JAL株主優待券を即納販売をする以前から優待券を取り扱っていますが、つらい思いもたくさんしてきました。
一時の失敗で済んだこともあれば、その時は行き詰ってどうしようもなくなるくらいの思いをしたこともあります。
今回はそんなメール即納のANA・JAL株主優待券の格安販売するかなり以前の思い出話です。
特に役に立つ話ではないので、暇つぶし位にしかなりませんので興味のない方はスルーしてください。
ANA・JAL株主優待券の格安販売で思い出すのが2005年の出来事です。
実はそれまでのANA・JAL株主優待券の価格と言うのは1年間を通してかなりの法則性がありました。
私自身はその法則性に気付くのが遅かったのでほとんどいい思いをしたわけではありません。
当時はネットの普及率もまだまだの時代です。
今のようにメールでANA・JAL優待番号を即納するなんて夢のような時代でした。
スマートホンもまだ数年あとのことですし、パソコンも今ほの普及ではありませんでした。
ANA・JAL株主優待券も価格は地域でバラバラで、東京と大阪でさえ価格がかなり違うような状況で、少し地方に行くと東京の買取価格より安い価格で販売しているようなこともありました。
この時少しでも本気でデータ取集や分析をしていたら、かなり簡単に利益を出せていたかもしません。
その数年前からなんとはなくANA・JAL株主優待券の価格の1年間の値動きに気が付いていました。

昔のANA・JAL株主優待券の値動きの法則

あのころ

 

本題に入る前に当時はANAやJALの株主優待券の有効期限は5月に発行された優待券は6月1日から翌年5月末までの1年間、11月に発行されたものは12月1日から翌年5月末までに半年間でした。
つまり5月末ですべてのANA・JAL株主優待券がすべて無効になってしまうのです。
それが今回の年間の値動きの法則性につながるのですが・・・
5月末にすべてのANA・JAL株主優待券がなくなってしまうので、5月に発行されたものが使えるようになる6月1日が最も世の中にANA・JAL株主優待券が多いことになります。
(但し、当時はの航空券を発券さえしてしまえば株主優待券の有効期限とは無関係に割引になったので、正確には少し違いますが・・・)
最新券が発行されてすぐは在庫が全くないチケットショップや旅行会社が、競って買い求めるのでご祝儀相場のように価格高くなってしまいます。
それがひと段落するころ、6月上旬から中旬位になると価格も落ち着きます。
この時期が当時はANA・JAL株主優待券の底値です。
この時を底に基本的には秋に向けて価格は上がっていくのです。
6月1日からANA・JAL株主優待券が有効になると、企業の出張や旅行で使われ出回っている枚数が徐々に減ってきます。
当時は株主優待座席数をANA・JAL共に制限していませんでした。
空席があれば株主優待が使えるので、今以上に便利に使えました。
それと今ほど早割的なものも充実していなかったので、今以上にANA・JAL株主優待券の割引頼っている企業も多くありました。
その為、今以上に優待券が早く消化され、夏休みが終わって9月頃になると在庫不足になってくるのが普通でした。
当時は10月になると新橋や新宿、関西では大阪位で多少在庫がある店舗ある程度というようなことも少なくありませんでした。
在庫が少なくなると当然取り合いになり、ANA・JAL株主優待券の販売・買取り価格共に上がってきます。
このような動きを毎年のように繰り返していたので、6月に在庫を確保すると10月には価格が上がることが容易に想像できました。
※今は有効期限が延びたこともあり、このような法則性はまったくありませんので昔のような利益は見込めませんのでご注意ください
但し法則ではありませんが年間を通して見るとよくある動きはあります。
よくある動きについてはこちらのANA・JAL株主優待券販売日記にまとめてあります。
また有効期限切れ前についてはかなり規則的な動きをします。
期限切れ前の動きについてはブログ記事『ANA・JAL株主優待券も期限切れ間近』をご覧ください。

2005年の大失敗

失敗

 

ANA・JAL株主優待券の法則性に気が付いてはいましたが、投機的でリスクもあるので6月に先の分まで在庫を確保するようなことは全く行っていませんでした。
2005年になって少し資金的に、それまでより若干ですが余裕が出てきました。
それが大失敗です。
この年の6月、今ままでは必要なANA・JAL株主優待券の在庫のみを仕入れていましたが、若干の余裕ができたことで値上がりを期待して在庫を通常より多めに確保してしまいました。
ところがこの年はANA・JAL株主優待券共に通常の優待券の発行以外に、理由は忘れましたが記念優待券を別途に発行しました。
当然流通数は過多になり、ANA・JAL株主優待券の価格は下落というより暴落です。
秋には価格は戻るだろうと考えていましたが、夏が過ぎても一向に上向く気配がありません。
11月に下期の最新券が発行されるとANA・JAL株主優待券の価格は間違いなく下がるので、9月頃になると気が気ではありませんでした。
10月になりようやく少し上がり始めましたが時すでに遅し、11月の発行を控えているので鈍い上がり方しかしません。
結局、購入した値段を大幅に下回る価格で損切りすることになりました。
それ以来、余計な利益は追わずに必要な分のANA・JAL株主優待券を仕入れるようにしています。
それがメールでANA・JAL株主優待番号を即納販売するようになった今も変わっていません。

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