2021年5月22日

世界遺産登録へ!

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世界遺産登録

世界遺産

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今週初めに「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表(いりおもて)島」が世界自然遺産に登録される見通しとなったニュースが流れました。
7月に開催されるユネスコの世界遺産委員会で登録が正式決定される見通しです。
国内の世界自然遺産では1993年の屋久島(鹿児島)と白神山地(青森、秋田)、2005年の知床(北海道)、2011年の小笠原諸島に続く5件目となります。
鹿児島県は今回の奄美大島・徳之島と以前に登録された屋久島の2か所になるので、さぞかし関係者の皆様は盛り上がっているのではないでしょうか。
世界文化遺産へ登録へ向けてのニュースはこちら

世界遺産登録となると今後の注目度も上がってくるので、私共のホームページANA・JAL株主優待券販売をご利用される皆様の中でも興味をもって見られた方も多いのではないでしょうか。
そもそも世界遺産とは1972年にユネスコで採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づくものです。
文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能なものと条件がついています。
国内ですと文化遺産はここ数年は毎年のように認定されていますが、自然遺産は10年ぶりなので今後の盛り上がりを期待されているのではないでしょうか?

デメリットも・・・

デメリット

しかし地元をはじめ奄美や沖縄好きの皆さんは歓迎一色かというと、そういうわけでもなさそうです。
実はANA・JAL株主優待券販売日記でも少し複雑な感情をもってニュースを見ていました。
それはかつての世界遺産、特に自然遺産に登録された地域が登録以前と随分雰囲気が変わってしまった記憶があるからです。
良くなったところもたくさんあるのですが、観光客が押し寄せ雰囲気が一変してしまったところも多くありました。
ANA・JAL株主優待券販売日記が肌をもって感じたのは知床です。

世界遺産登録後7年目の2012年に14年ぶりに知床を訪ねる機会がありました。
もともと学生時代に毎年のように行っていたのですが、その頃は夏の一時期は賑わいを見せているもののそれ以外の季節は静かなものでした。
卒業の6年後と更にそれから5年後に訪ねましたが、学生時代とほとんど変わることがない時間が止まったように素朴な雰囲気が漂っている場所であり、それがその後何十年も続くのだろうと考えていました。
それがその後10年ほどでこれほど変化するとは・・・

道路が一部付け替えられたり宿泊施設がリニューアルされたりといったものはまだいいのですが、とにかく観光客が多すぎです。
以前であれば夏の一時期を除くと大型観光バスなどそれほど見かけなかったものが、列をなして観光客を運んでいました。
以前なら静かで数人にしか出会わなかった知床五湖も、視界に人が途切れることはない状態です。
鹿の姿を見かけると所かまわずクルマを止めて撮影が始まったり、小さな小川に遡上してきたサケを触ろうする人がいたり。
マナーを守っていないのは一部の人達だけではあるのでしょうが、とにかくオーバーツーリズム状態であることは間違いありませんでした。
現地の知り合いにそのことを話すと、非常に苦い表情で返答に困ったような様子でした。
一時的なブームもあるのでしょうから、その後は少しづつは落ち着いてきているとは思うのですが。
以前のANA・JAL株主優待券販売ブログで知床をご紹介したことがありますが、その時はあまり昔と変わっていないところを中心に取り上げました。
知床のANA・JAL優待券販売ブログの紹介記事はこちら

一方で同じ自然遺産の小笠原に関しては、あくまでANA・JAL株主優待券販売日記の独自の感想ですが知床ほどの変化は感じませんでした。
同じように世界遺産登録後7年後に訪れましたが、確かに宿泊施設や港やメイン通りのお店などはかなり現代的に変わっていました。
観光客も増えてはいましたが、知床のような幻滅するほどのオーバーツーリズムを感じることはありませんでした。
ウェーザーステーションという夕日の美しい場所や出入港の時の港などは、さすがに限られた時間に人が集中するので以前と違う雰囲気ではありましたが、それ以外はそれほど違和感は感じませんでした。
ANA・JAL株主優待券販売日記の勝手な解釈になりますが、知床の場合は北海道に旅行する人が以前は他の場所にも分散していたものの、世界遺産登録のためそこに集中したのではないでしょうか?
一方で小笠原は交通手段も船のみで定員も限られていて、そこを目指してくる人しかいないので、やはり一定の歯止めがかかっているのではないかと思います。

今回の世界遺産認定では「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が大きく変わることがないことをANA・JAL株主優待券販売日記では願っています。
知床のように限られた範囲に陸路で観光客が押し掛けるというようなことは立地的にもないとは思いますが。
以前の様子をあまり知らないのでなんとも言えませんが、屋久島などはずいぶん変わったと言われる方もいます。

今後、ANA・JAL株主優待券販売日記では奄美や沖縄のオススメスポットをご紹介していく予定ですが、皆様是非マナーを守って控えめに楽しんでいただくことをお願い申し上げます。

追記
日本での世界自然遺産第一号の屋久島を記事にしましたので是非ご覧ください。
屋久島を取り上げた販売ブログ

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