2020年5月9日

ANA・JAL株主優待券に付きまとううわさ

噂

本日もANA・JAL株主優待券で格安価格No.1を目指す販売サイト「ANA・JAL株主優待即納サービス」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
少し前に書いたように今は減便に次ぐ減便です。
減便について書いた販売ブログはこちら
こういった時は根も葉もないようなうわさが広まります。
前回に引き続きウソのうわさに惑わされないように、今までANA・JAL株主優待券販売に携わってきて経験したデマについてまとめようと思います。

JAL復活でもうそのウワサ

復活

 

JALが株式再上場を果たし、株主優待券を再度発行することになったときにも大きな偽情報が流れました。
JAL株主優待券が再度発行されるようになったのは2013年の5月です。
その半年前の2012年11月にJALが優待券を発行するので販売できるというウワサが8~9月頃に流れました。
実はこれは広がった出所ははっきりしています。
割と信用度の高いところです。
ただその前にその情報がどこから入ってきたのかはわかりません。
問題なのはJALが公式に発表していた復活発行は2013年度だったのですが、それを打ち消す情報がそれなりに信用性のあるところから出てきたということです。
しかもさらに尾ひれがついて、「正式なJAL株主優待券の復活発行は2013年5月だが、記念券のような形で事前に11月に発行されるので販売できる」というような、いかにもありそうな追加の偽情報まで出てきました。
これなどは、ある程度信用できるところからの情報なので、それが嘘にならないようにあとから無理やり辻褄を合わせようとした典型的な例かもしれません。
JALの公式発表と、ANA・JAL株主優待券を販売している側にとっては商品構成が広がるという自分に都合のいい情報(お客様にとっては新たに購入できる商品が増える)のどちらにも矛盾しないところがこのうわさの落としどころです。
結果的に2か月後にはそれがニセ情報であったことがハッキリしました。
特にこのうわさに関してはANA・JAL株主優待券の販売側にも購入側にも、誰も損も得もしていないので問題はなかったとは言えるのですが。

LCC事業でもANA・JAL株主優待券に逆風のウワサ

LCC

 

LCCが続々と開業した時にも、ANA・JAL株主優待券の販売環境や皆様のご購入関して様々ウワサを耳にしました。
それがピークになったのが2012年の春ころです。
ANA・JAL株主優待券を販売している立場としては、このころは販売できるのはANA株主優待券のみでJAL株主優待券はまだ復活していません。
LCCではピーチが就航が就航して、日本にも本格的なLCCの時代が幕開けしたころでした。
その頃によく耳にしたのは、ANAやJALに逆風の話ばかりでした。
「ANAやJALに乗ったら空席が目立っていた」
「これからはピーチやジェットスターを予約購入するとみんなが言っている」
「ANA株主優待券を販売や購入する時代はもう終わり。JAL株主優待券も復活しない。」
「ANA株主優待券や近い将来JAL株主優待券が復活しても販売価格は暴落して、とても安く購入できる」
などです。
そもそもLCCができてきても利用層が増えるだけで、ANA・JALの利用者数にはそれほど大きな影響はないのでANA・JALが出資もしているわけです。
自分で自分の首を絞める行為を、日本を代表する企業がするわけがありません。
たまたま搭乗したANA・JALに空席が多かったり、ピーチの料金体系に興味を持って購入した方の一言が大きく取り上げられたりした結果うわさが広がったのだと思います。
それに今でこそLCCは各地に路線を広げていますが、それにしてもANA・JALに比べるとわずかの規模でしかありません。
ましてや2012年頃の就航規模では、例えすべてのLCCのお客様がANA・JALから乗り換えた方だとしてもほとんど影響がなかったのではないでしょうか?
まして当サイト販売の格安ANA・JAL株主優待券をご購入されるお客様は、格安な料金と変更がきくなどの利便性、更に運航率やシートピッチなどトータルで判断されているので、すべてがLCC流れるはずはありませんでした。
特に以前ご紹介したANA・JALの上級会員になられているような方たちは価格以外のサービスの恩恵を受けられているので、ほとんどLCCには流れなかったのではないかと思います。
ANA・JALの上級会員を取り上げたブログはこちら
実際に私共の株主優待券の販売数にもまったく影響がありませんでした。
LCCの影響を受けたのはむしろスカイマークではなかったかと思います。
今は改善されていて違いますが当時のスカイマークの評判はサービスや評判はLCC以下、料金はANA・JALよりは安いけれどと言った感じではなかったでしょうか?
ANA・JALがこの時期に影響を多少受けたのは、高速バスの充実と少し時期は後になりますが北陸新幹線や北海道新幹線の開業ではないかと思います。
ただどちらも一時的で、高速バス距離的な問題で飛行機路線の中でも長距離の利用目的でよく購入されるANA・JAL株主優待券との競合は限定されています。
新幹線にしてもこれ以上の延伸はしばらくはありません。
結果的にこの時期も特に何事もなくANA・JAL株主優待券の販売は今も同じように継続されています。

いままで4つ程事例をあげて根も葉もないうわさ話が飛び交ったことをご紹介しました。
結局はANA・JALの公式発表以外は信用しないことです。
もしかするとこのコロナの影響でまた悪質なうわさが出るかもしれませんが、是非惑わされないようにご注意ください。

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