株主優待券販売日記
2021年7月9日
無観客になりましたね
東京都内への「緊急事態宣言」に続き、東京オリンピックの無観客が昨晩発表されましたね。
それにしても遅い!
私共では以前のブログにも結果はどうであれ早く決めてくれることを望んでいると書きましたが、まったくその逆でギリギリの決定となってしまいました。
→早期の決定を望んでいたANA・JAL株主優待券販売日記の記事はこちら
人の流れに影響する出来事なので、ANA・JAL株主優待券の金券ショップでの販売相場に影響があるのかどうかに興味がある皆様もおられるのではないでしょうか?
以前、オリンピック開催が及ぼす価格への影響やオリンピック開催が及ぼす他のイベントへの影響について記事を書いていますので、こちらもご覧ください。
さて、この記事を書いている時点では、若干買取価格を変更したところはありますが、販売価格については全くと言っていいほど動いていない状況です。
実際の金券ショップ店頭でのANA・JAL株主優待券の販売相場にも今のところ影響はなさそうです。
今後はどうなるのでしょうか?
現状はANA株主優待券は比較的入荷が順調で在庫もあまり不足しているという話は聞きません。
JAL株主優待券に関してはANAほど入荷が順調なわけではありませんが、在庫が足りないところまではいっていません。
そういった意味ではANA株主優待券はちょうどいい位、JAL株主優待券はやや足りない程度で価格的にはしばらくは安定しそうな状況が続いていました。
そこにきて今回の緊急事態宣言とオリンピックの無観客です。
では、大きく需給関係が崩れるのかというとあまりそうは考えていません。
特にANA・JAL株主優待券の需要については、それほど影響は大きくないのではないかと思います。
緊急事態宣言の影響は
まず緊急事態宣言ですが、まったく影響がないわけではありませんが継続している沖縄を除くと今回新たには東京都内が追加になっただけで、人口的にみても前回までほどのエリアが対象になっているわけではありません。
またすでに緊急事態宣言自体に慣れてきてしまっていることや、酒類の提供に話題が偏っているようで、飛行機移動や県境をまたぐ移動の自粛などはかなり印象が薄くなってきている感じがします。
さらに、今朝の情報番組でも取り上げていましたが、夏の帰省などはワクチンを接種した人がワクチンを接種した家族の元へ帰省するのであれば全く問題ないと、いつもテレビでコメントしている感染症専門家の方が言われていました。
また、ワクチン接種をした方の旅行についてもそれほど否定はされていませんでした。
そのようなことから今回の緊急事態宣言に関わらず、昨年に比べるとかなりの方がこの夏休みに旅行などで移動されるのではないでしょうか?
無観客の影響は
オリンピックの無観客の影響についてはどうでしょうか?
これもANA・JAL株主優待券の需要への影響は軽微なのではないかと考えています。
そもそもJTBなどの旅行会社のツアーによる参加者は私共のANA・JAL株主優待券とは無関係です。
目的地を東京とした時に空路でのアクセスが優勢な中国地方を除く大部分の本州の方々についてもほとんど影響がないはずです。
これらの条件を取り除いていくと、恐らく観戦予定者のごく一部の影響しかないように思えます。
しかも、その方達は本来のANA・JAL利用者の積み上げ(プラスα)なので、今現在利用されている方から大きくマイナスになるわけではなさそうです。
ではANA・JAL株主優待券の供給面はどうでしょうか?
これについては需要よりは影響が出てくる可能性がありそうです。
コロナの影響が出始めてから、ネガティブな出来事が起こると買取価格が条件反射的に下がることが多くなってきました。
実際はそれほど大したことはないと思われるようなことでも、どこかが守りに入ると右にならえのように守りを固めるようなことが良く起こっています。
今回の緊急事態宣言やオリンピックの無観客も実際の販売が大きく落ち込むとはあまり思えませんが、どこか1つの業者が少し過剰反応すればそれが他に次々と伝染していくことはあるかもしれません。
そうなると優待券をお持ちの株主様なども、価格が落ちる前に売却されることに舵を切られることも増えてきます。
ここからは2021年7月追記の追記です。
無観客その他の影響について別にブロクを書きました。
ご興味がある方はご覧ください。
→無観客の影響などを取り上げたブログ『より慎重な方向にいくのでしょうか?』はこちら
今後の価格の動きは
実際当サイトで活用している過去のデータを活用した指標では、今後ANA・JAL株主優待券が市場に出てくる量は増えそうな形になりつつあります。
今のところ明確なシグナルが出ているわけではありませんが、1週間前に比べると供給されてくるであろう見込数は上向いてきています。
というわけでANA・JAL株主優待券販売日記としての今後の予測としては、販売量(需要)はそれほど変わらず、市場に出ていく供給量が増えてくる可能性があるのではと考えています。
もし予測通りであるとANA・JAL株主優待券の金券ショップ等での販売相場は横ばいもしくは割安に振れる公算が大きいのではないかと思います。
お急ぎの方は別として、少し先の搭乗に使われるANA・JAL株主優待券の購入タイミングについては悩まれる方がいるかもしれません。
最終的な価格動向や購入のタイミングについては、このブログをお読みいただいている皆様ご自身ご判断でお願いしたいのですが、短期な当サイトのスタンスについては明確にしておきます。
今後横ばいまたは割安に振れると考えているので、少なくとも13日(火)までは当サイトのANA・JAL株主優待券の販売価格は現状維持または状況に合わせて下げることはあっても、上げることはありません。
少し先の搭乗分の優待券の購入をお考えであれば、13日(火)までは検討する猶予があるとお考え下さい。
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