株主優待券販売日記
2021年8月20日
ちょっと先まで予測すると!
今回のブログを書く前に1年前にどんなことを書いたかを見返しました。
昨年は今頃から厳しいながらも秋にかけて少しづつ人が動き始めていたんですね。
お盆明けののブログではその兆候について書いていました。
→昨年のお盆明けの優待券の状況を書いたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
いろいろな情報交換や今まで蓄えてきたデータを見ていると、これから来年にかけてのANA・JAL株主優待券を取り巻く環境はかなり激変するのではないかと思うようになってきました。
今回のANA・JAL株主優待券販売日記は少し先までを大胆予想してみたいと思います。
但し、長期予報のようなものでかなり振れ幅が大きいため、あくまでも1つの空想に近いストーリーとして書きます。
少し以前にも「そろそろ流れが変わるかも?」とのブログを書きましたが、こちらは目先の流れの話で、今回はもう少し先の展望です。
→ANA・JAL株主優待券販売日記「そろそろ流れが変わるかも?」はこちら
そういう考え方もあるのか?程度でお読みください。
これからを予想すると・・・
まず、今言われているように10月頃までにワクチン接種が進むことと、期待通りの効果を発揮することを前提条件とします。
今からしばらくは状況はそんなに変わらないと思うので、ANA・JAL株主優待券の販売価格も販売量も現状維持といったところではないでしょうか?
9月初旬頃からは11月末までで有効期限が終わるANA・JAL株主優待券の売却を考える人が増え始めるはずですが、それが本格化するのは9月下旬、3連休が終わったころではないかと思います。
このころになると11月末までの優待券をお持ちの方は有効期限がかなり気になりだします。
更に今年は祝日の曜日の関係で3連休も「敬老の日」以降は無く、このあたりから優待券を使用する機会がないことに気付かれる方もかなり増えてくるのではないかと思います。
通常の年でも、9月下旬ころから期限前の優待券の価格が落ちて安くなろ始めるので例外というわけではありませんが、今年は3連休が少ないので動きは前倒しになる傾向が強いと思います。
ここでキーになるのがこの時点で市中に残っている優待券の枚数ですが、これは前回の5月末期限切れ前やさらにその前の優待券に比べるとはるかに多いのではないかと推測されます。
理由は2つ。
1つは自粛やANA・JALの減便などでの飛行機離れの影響を発行された時から被っているということ。
前回有効期限切れになったANA・JAL株主優待券は2019年12月から使用開始だったので、最初の3か月は大きな減便や自粛もなく普通に使える時期でした。
それに対して今回11月に期限終了のANA・JAL優待券は2020年6月スタートなので、使用開始の時点から利用する機会があまりありませんでした。
もう1つが期限延長の認知度。
今回有効期限を迎えるANA・JAL優待券は有効期限が延長されていますが、これは前回・前々回の有効期限終了の券につづいて3回目です。
→初回のANA株主優待券延長の記事はこちら
→初回のJAL株主優待券延長の記事はこちら
有効期限の延長については公式ホームページが主な公表の場ですから、気が付いていない方もおられました。
但し、それも3回目となると相当少なくなってきているでしょうから、期限延長されたことを知らずに処分してしまわれた方は今回が一番少ないはずです。
この2つの理由から今回の11月末の優待券がまだ相当数残っていることはかなり確実ではないかと思います。
そうなると3連休が少ないことと合わせて、かなり早い段階から値下がりが始まりかなり格安になるるのではないでしょうか?
この値崩れにブレーキをかけるのが世間が落ち着くことで復活が期待される需要の回復ですが、これは少し間に合いそうもないような気がします。
価格は下がり始めるのか
先ほど通常の年でも9月下旬には有効期限前の優待券の価格が落ち格安になり始めると書きましたが、それまであと1カ月。
その頃までに全員が安心して飛び回れるような状況が来るとは、どう考えてもあり得ないと思います。
まして今年は値崩れが早まる条件がそろっているのですから。
あくまで個人的な意見ですが暦が9月に移ったころから11月末までのANA・JAL優待券の買取価格は下がりだすと思います。
不思議なもので下がりだすと、それ以上の値下がりを警戒されるためか売却されるお客様が増えてきます。
そうなってしまうと価格は下がって割安になる一方になります。
ANA・JAL株主優待券の販売価格も数日から1週間ほどのタイムラグはあるかもしれませんが、買取り価格の後を追いかけて下がり始めるはずです。
最新券への影響は
もしその動きが9月中にあるようだと、12月以降に使用できる有効期限の長いANA・JAL優待券の価格にもかなり影響すると思います。
ANA・JAL株主優待券を購入される大半の方は一カ月以内に搭乗予定です。
まして番号通知であれば1週間以内が圧倒的に多いようです。
そうなると9月中に値下がりした11月末までの優待券でも十分で、安ければ大半のお客様が11月末を選択されます。
結果的に12月以降に使用できる有効期限の長いANA・JAL優待券の需要が少なくなりますので、こちらの価格も安くなっていくはずです。
安くなりだすと次に気になりだすのは11月中旬に発行される最新券の価格相場。
最新券は大量に入荷するので、もしそれが格安で入る可能性があればさらに在庫を押さえようという考えから価格は下落に振れていくはずです。
ここまでがかなりの変動要素がありますが、1つ考えられる年内のストーリーです。
キーになってくるのは11月末優待券の値下がり時期。
もし9月の早い段階で格安化が始まるようなら、ANA・JAL株主優待券の価格は相当底辺まで行く可能性があると考えています。
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