2021年3月15日

ANA・JAL株主優待券販売価格は安定傾向

安定

安定傾向⁉

安定傾向

本日もANA・JAL株主優待券販売日記で今の優待券の状況をお伝えできたらと思っています。
この1週間かなりANA・JALの格安株主優待券の販売価格は安定感を増してきたように思えます。
上がり続けていた買取金額も、上昇を止めて落ち着きだしてから10日程経ちました。
不安定な状態だとすぐ下落したりするのですが、それもなく微調整程度の上下になっています。
また5月末で有効期限が切れるイエローのANA株主優待券とパープルのJAL株主優待券については、入荷がおもわしくなかったこともあり一時期は最新券や新券と変わらない金額でないと仕入出来ないほどでしたが、ここにきて値段差をつけて買取り出来るようにもなってきています。
ある意味正常な状態であるからこそ、安定感が感じられるのかもしれません。

 

先週の水曜日にANA・JALの4月の運航予定(減便予定)は発表になりました。
発表された計画ではJALが65%、ANAが62%の運航率です。
3月と比較するとかなり改善しています。
まだまだ厳しい状況ですが昨年の同時期は本格的な落ち込みの始まりだったことを考えるとまだましなのかもしれません。
昨年の同時期の格安ANA・JAL優待券の動向記事はこちら
この発表の時点では首都圏に出されている「緊急事態宣言」は解除される前提での計画だったようなので、また延長ということになると追加減便になる可能性もありました。
そこの部分についてもこの週末の報道によると、21日で宣言解除の可能性が高くなってきたようです。
それが良いことなのかどうかは別にして、ANAやJALの想定に沿った内容であったことは間違いなさそうです。
少なくともすぐに追加減便が発表されるというような可能性はかなり低くなってきました。
そうなると「需要の増加→ANA・JAL株主優待券の購入増→販売価格の上昇」が気になってきます。
しかし今のところはその気配はあまり感じられません。
理由はいくつかあります。

安定の理由は

理由

まずANA・JAL株主優待券の販売は確実に増えてきていますが、それと同等に入荷も増えてきています。
しかも一時的に入荷が増えているのではなく、今後も継続して安定した入荷がありそうです。
そう考える理由は、過去のデータ的にも3月下旬以降はANA・JAL株主優待券の入荷が増加傾向にあるからです。
ここ数年にわたってほぼ同じような状況で、お彼岸を過ぎるあたりからかなり入荷が増えてきます。
さらにここ数日は買取り依頼に関する問い合わせが増えてきており、これも今後の入荷増が昨年までのデータと矛盾しない傾向です。
さらに内容は公表していない指標でも、この先2週間位は入荷が増えてくるシグナルが出ています。

 

ANA・JAL株主優待券の販売値段の上昇の気配が少ない理由の2番目は、5月末有効期限の優待券の存在です。
冒頭でも触れましたが、少し前は入荷がかなり少なかった5月末で有効期限が終了するANA・JAL株主優待券が少しづつ入りやすくなってきました。
有効期限切れ前のANA・JAL株主優待券については、期限の2カ月半くらい前から再度入荷が増えてくるのも過去のデータから明らかです。
今回は1年半前の優待券なのですでにかなり使われてしまっていると考えるところもあるみたいですが、コロナ禍でANA・JAL株主優待券の購入が長期にわたって少なかったこともあり、まだまだ十分に残っているのではないかと思います。
仮に例年ほど残っていなかったとしても、まだまだコロナ前に比べると当サイトの販売のANA・JAL株主優待券を購入される方が少ない状況なので、十分対応できる量は確保できるのではないかと考えています。

ちなみに、このANA・JAL株主優待番号の通知サイトで購入されるお客様はすぐに搭乗される方が圧倒的に多いようで、期限が短くても販売金額が低い優待券を購入される傾向が強いです。
ANA株主優待券・JAL株主優待券と共に販売数の約7割は有効期限が短い券です。
この有効期限の短い券は今後も値段が下がる(又は上がりにくい)傾向が最も強いので、販売価格の上昇リスクは少ないと考えます。

では有効期限が長いANA・JAL株主優待券の販売値についてはどうでしょうか?
こちらについても今のところ大きく販売値段が上がる可能性は少ないと考えています。
この記事を書いている時点でANA株主優待券は最新券1750円、新券1700円の販売価格です。
JAL株主優待券も最新券1900円、新券1800円でご購入いただけます。
現状の販売金額ですとANA・JAL共に2000円を超えるとお客様にとっては急に値段が高くなった感じを持たれるのか不人気になってきます。
仮に最新券が2000円を付けても、新券は1000円台ぎりぎりで踏みとどまる可能性が高いと思います。
この金額的な壁は結構強く立ちはだかることが多いので、その点でも大きく販売価格が上がる場面は考えづらい局面ではないかと思います。

さらに5月のANA・JAL株主優待券の最新券の発行日まであと約2か月です。
次回の最新券は増資の関係で今までより大量の優待券が発行されるみたいなので、それまでに在庫をある程度低いレベルに抑える必要も出てきています。
その為、まだ少し先でしょうが入荷をコントロールする目的で買取り金額が低めに設定されやすい状況になると思います。
最後に今回のような価格の話題をブログに書くと、個別に価格動向のご質問をいただくことがあります。
以前のブログにも書きましたが、価格動向に関するお問い合わせはお受けしておりません。
そのあたりの理由は過去のこちらの販売日記をご覧ください。

以上のようなことから、ANA・JAL株主優待券の販売価格が急激に上がることは考えづらいと思っています。
但し、実際の購入時期等に関しては最終的には皆さまのご判断でお願い申し上げます。

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