2021年9月13日

風向きが変わった?

流れが変わってきた

大分の観光スポットをご紹介している途中ですが、格安ANA・JAL株主優待券販売の業界も少し風向きが変わったようなので今回は観光案内は中断して、こちらについてお伝えしようと思います。

風向きを変えるニュース

ニュース

このところ格安ANA・JAL優待券の動きに関係するニュースがいくつか連続しています。
1つは宣言の延長です。
宣言延長のニュースはこちら
このこと自体はもう社会が慣れてしまってブレーキになることはないと思いますが、アクセルが踏まれるタイミングが遅れることになるのは間違いないと思います。
つまり格安ANA・JAL株主優待券販売の業界にとっては、この部分だけ抜き出すと現状維持ということです。
もう1つの報道は行動制限が今後緩和される方向性が示されたことです。
行動制限緩和のニュースはこちら
こちらについては現状よりは移動することに対してのハードルが下がるので、今後ANA・JAL株主優待券を含めて航空業界が活性化する動きが少し見えてきたのではないかと思います。

売れ筋の変化?

変化

そのような明暗両方のニュースが混在する中で、私ども格安ANA・JAL株主優待券をとりまく状況も少し変わってきています。
少し前のブログで書いたお客様の行動変化もありますが、数字的にはっきりと販売面で変化が出てきています。
行動面での変化を取り上げたブログ記事はこちら
販売面についてですが、ちょうど1週間ほど前からご購入いただく商品構成が変わってきています。
有効期限がより長い優待券をお求めになるお客様が以前より増えてきています。
今でも一番の主力商品で数多く販売しているのは、価格が一番安い11月末までのANA・JAL株主優待券であることは変わりありません。
ただその販売比率が8月下旬や9月初頭と比べると落ちてきており、約3割はダウンしてきています。

またダウン幅も日によって違いはありますが、基本的には後半になるほど旧券比率は下がってきています。
以前当サイトで実施したアンケートで優待券は搭乗前3日以内、更にその中でも1日前に購入される方が圧倒的に多いので、本来なら一番安い期限の短い優待券に人気が集中します。
以前実施したアンケートの内容はこちら
恐らく有効期限が三カ月を切り、万一使用しなかった場合に期間中に使い切る可能性が少なくなってきたことが不人気になってきた原因ではないかと思います。
現在の私共の格安ANA・JAL株主優待券の販売価格は、有効期限によって50円づつ差があります。以前は有効期限が短くても50円の差額があれば魅力を感じてもらえていたものが、もっと差額がないとだめになりつつある状況です。
全体の価格動向とは別に、今後は11月末までの優待券は更に差額を大きくして販売することになります。

ANA・JAL株主優待券の仕入についても変化が出てきています。
少し前までは11月末までのANA・JAL株主優待券の入荷が非常に少なく入ってきづらい状況が続いていました。
その為、販売では少し安い価格設定をしている11月末の優待券も12月以降も使用できる券とほぼ同じ価格で仕入を行っていました。
それが9月になると同時に入荷が増え始めており、その結果として販売価格と同じように価格差をつけて仕入をするようになりましたが、それでも入荷のペースは以前より多くなっています。
10日程前のブログで今後11月末までの優待券の流通が増えてくるのではないかと書きましたが、予想通りの展開になりつつあるようです。
11月末までの優待券の流通が増えるのでは?とのブログはこちら
私どもはANA・JAL株主優待券の買取サイトも運営していますが、他の買取りサイトの金額設定を見ていても先週あたりから差額を明確にするところが増えてきています。
今後は徐々にですがこの動きが加速してくることは過去のデータでも明らかですので、そうなると販売価格も同様に価格差が開く速度が速くなってくるのではないでしょうか。

期限延長はあるの?

延長

もう1つの変化はお客様からいただくお声の内容です。
最近増えてきたのが、これも有効期限がらみでANA株主優待券の期限延長についてです。
現在のANA株主優待券の有効期限は「今年5月→11月」と「今年11月→来年5月」の延長は発表されていますが、元々の有効期限が2022年5月末までのものはまだ何も発表がありません。
この話題について興味をお持ちの方が増えてきています。
というのは昨年は10月下旬に期限延長がANAから公式に発表されています。
昨年の期限延長を取り上げたANA・JAL株主優待券販売日記はこちら
目前とまでは言えませんが、昨年と同じ時期に発表になるだろうとそろそろとお考えの方も多いようです。

しかしこの件に関しては私共から特に何も申し上げる材料は何もありません。
中にはチケットショップ「〇〇さん」で聞いた話では・・・
と言われる方もいますが、公式発表までは何もわかりません。
私どもを含めANA・JAL株主優待券を取り扱っているところは、ANAの系列でもありませんし一部の旅行会社さんを除き正式な取引先でもありません。
まずこの件で正確な情報は流れてきませんので、勝手に想像しているだけの話だと思ってください。
私どもが確実に言えることは「過去3回半年間の延長があった」ということだけです。
発表の時期もバラバラで昨年の秋は最新券発行前でしたし、今年の春は最新券が出てから一カ月近くたってからでした。
今年春のANA優待券の期限延長発表の記事はこちら
とにかく正式発表までの情報はすべて聞き流していただくのが正解ではないかと思います。

最後のお客様のご興味は別にして、優待券販売に関する潮流は変化してきているようです。
今後しばらく価格は安い方向に向かいやすいとは思いますが、冒頭にも書いたように需要が増える要素も見え隠れしていますので、価格についてはこまめにチェックされることをオススメいたします。

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